【児童デイの役割は?】【世界でたった一つの花を咲かせること】
◎児童デイサービスには、集団や学校などで、なかなか主人公になれない子、目立たない子、マイナスのイメージを持たれやすい子どもたちが来ることが多いかもしれません。
◎自信がなく、自分に肯定感を持てず、「うまく行かない」「自分はだめだ」という気持ちを持ちやすい子も多いかもしれません。
★でも、みんなそれぞれ素敵なところがあります。
・今の世の中は、みんなと同じようにできることが正しく、そこから外れたり、馴染めない子がダメだと評価されやすく、また、勝ち組か負け組かで判断されやすいところがあり、僕たち大人も、そして、子どもたちもそれに毒されているようにも思います。
・みんなと一緒にできない子は、その子なりの理由がありますが、その結果だけで判断されることが多く、そのため、心が不断に傷ついているところがあります。
・また、優しい気持ちを持っている子であればあるほど、傷つきやすいと言えるかもしれません。
※「こぱんはうすさくら札幌太平教室」は、決して、みんなと一緒であることやみんなと一緒に動くことそのものを目指している(目的としている)わけではありません。
もちろん、最終的には、みんなが調和して一つになれればいいとは思っていますが、集団に合わせることを強要することはありません。
※集団に馴染めにくかったり、外れやすいお子さんについては、その理由や動機などを考え、お子さんの気持ちに寄り添いながら、
「今この子には何が必要なのか?」を考えながら、サポートしていきます。
※人とやりとりすること、みんなとやりとりすること、みんなと一緒に動くことの楽しさや心地よさを少しずつ実感させてあげたいと思います。
※苦手なこと、弱い部分や遅れている部分にスポットを当てて、そこを訓練などで引き上げようとするのではなく、得意なことや強み(ストレングス)を見出し、まずそこを伸ばしつつ、少しずつ苦手なところを引き上げていければと思っています。
🌸大輪の花でなくてもいい、鮮やかで目立つ花でなくてもいい、
【その子だけの世界でたった一つの花】
を咲かせてあげられるように、
僕たちスタッフは、土を耕し、栄養を与え、光を降り注いであげたいと思います。
🌷そして、こぱんはうすさくらの家の中が、いろんな花でいっぱいになって、みんなの心が明るくなり、心がワクワクしたり、リラックスし、悲しみや寂しさも和らぐといいです。
◆但田たかゆき
【児童デイの役割は?】【世界でたった一つの花を咲かせること】
教室の毎日
23/04/22 22:31