みなさん、こんにちは。
名古屋市昭和区にある、児童発達支援、放課後等デイサービス事業所の
フォレストキッズ八事教室の代表の森です。
重度の知的障害を伴う自閉症の特性を持つ我が息子のことで、先日私と二人で公園へ行ったときの、我が息子の心の成長を実感した出来事があったのでご報告させていただきます。
我が息子が公園で一番好きな遊具は、ブランコです。
その日も嬉しそうにブランコに乗っていました。
私は少し離れたところから、その様子を見ていました。
すると、ふと我が息子から視線を感じました。
じーっと私のことを見ています。
「何かしてほしいのかな?」
そう思って見ていると、我が息子が私に向かって、マカトンサインで「やって」とジェスチャーをしました。
「背中を押して」ということかなと思い、後ろからブランコを押してあげました。
実は、我が息子は自分でブランコを漕ぐことができます。
だからこそ、私は嬉しかったのです。
自分一人でもできることを、わざわざ私に「やって」と伝えてくれた。
普段は、自分の好きな遊びを自分の世界の中で楽しんでいることの多い我が息子が、その世界の中にお父さんを入れてくれました。
「一緒にやろうよ」
言葉にはしていませんが、私にはそんなふうに感じられました。
コミュニケーションとは、単に言葉を話せるようになることだけではありません。
視線を向けること、身振りで伝えること、誰かに何かを求めること。そして「この楽しさを一緒に味わいたい」と人と気持ちを共有すること。
我が息子の「やって」という小さなジェスチャーの中に、そんな心の成長を感じました。
そして、この日はもう一つ、驚くことがありました。
ブランコで遊んでいると、近くにブランコで遊びたそうなお子さんがやってきました。
そこで我が息子に「交代」のサインを見せると、ほとんど躊躇することなくブランコを降り、お友達に譲ることができました。
その後、別の遊具で遊んでいましたが、やはり大好きなブランコに戻りたくなったようです。
ところが、先ほどのお友達がまだ遊んでいました。
そこで一緒にベンチに座り、順番を待つことにしました。
その日は日差しも強く暑い日でした。大人の私でもじっと待つことに苦痛を感じるほどでした。
5分ほど経ったころ、「そろそろ代わってもらおうかな」とも思いました。
でも、もう少し待ってみることにしました。
我が息子に「待ったら自分の番が来た」という経験をしてほしいと思ったからです。
そして結局、10分以上待ちました。
その間、我が息子は一度もベンチから離れず、じっーと座って待っていました。
これは、我が家にとって本当に大きな出来事です。
我が息子は多動傾向が強く、じっとしていることが苦手です。何もせずに過ごす「間」も苦手で、普段は体を動かしたり、自分に刺激を入れたりしながら過ごすことが多くあります。
そんな我が息子が、大好きなブランコを目の前にしながら10分以上待つことができた。
そして待った先には、もう一度大好きなブランコで遊べるという嬉しい経験がありました。
「待ったら楽しいことがあった」
この経験そのものが、とても大切なのではないかと思います。
子どもたちに何かを身につけてもらおうとすると、私たち大人はつい「練習させよう」「できるようにさせよう」と考えてしまいます。
もちろん、必要な練習もあります。
でも、子ども自身が「やりたい」「楽しい」と思えることの中には、大きな成長の力があります。
人にお願いすること。
人と楽しさを共有すること。
順番を譲ること。
自分の番を待つこと。
この日、我が息子は大好きなブランコを楽しみながら、たくさんのことを経験していました。
フォレストキッズ八事教室では、子どもたちの「好き」「楽しい」「やってみたい」という気持ちを大切にしています。
好きな遊びの中で人とつながったり、伝えたい気持ちが生まれたり、「もう一回やりたい」という思いから少し頑張れたりする。
私たちは、そんな瞬間も大切な学びの時間だと考えています。
子どもの成長は、机の上だけで起こるものではありません。
公園でも、家庭でも、遊びの中でも。
子どもたちは日々の「楽しい」の中から、たくさんのことを学んでいます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
フォレストキッズ八事教室の見学や体験、ご相談は随時受け付けていますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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フォレストキッズ八事教室
📞 TEL:052-846-5672
〈受付時間〉
平日 10:00~18:00
土・祝日 9:00~17:00
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重度の知的障害を伴う自閉症の特性を持つ我が息子のことで、先日私と二人で公園へ行ったときの、我が息子の心の成長を実感した出来事があったのでご報告させていただきます。
我が息子が公園で一番好きな遊具は、ブランコです。
その日も嬉しそうにブランコに乗っていました。
私は少し離れたところから、その様子を見ていました。
すると、ふと我が息子から視線を感じました。
じーっと私のことを見ています。
「何かしてほしいのかな?」
そう思って見ていると、我が息子が私に向かって、マカトンサインで「やって」とジェスチャーをしました。
「背中を押して」ということかなと思い、後ろからブランコを押してあげました。
実は、我が息子は自分でブランコを漕ぐことができます。
だからこそ、私は嬉しかったのです。
自分一人でもできることを、わざわざ私に「やって」と伝えてくれた。
普段は、自分の好きな遊びを自分の世界の中で楽しんでいることの多い我が息子が、その世界の中にお父さんを入れてくれました。
「一緒にやろうよ」
言葉にはしていませんが、私にはそんなふうに感じられました。
コミュニケーションとは、単に言葉を話せるようになることだけではありません。
視線を向けること、身振りで伝えること、誰かに何かを求めること。そして「この楽しさを一緒に味わいたい」と人と気持ちを共有すること。
我が息子の「やって」という小さなジェスチャーの中に、そんな心の成長を感じました。
そして、この日はもう一つ、驚くことがありました。
ブランコで遊んでいると、近くにブランコで遊びたそうなお子さんがやってきました。
そこで我が息子に「交代」のサインを見せると、ほとんど躊躇することなくブランコを降り、お友達に譲ることができました。
その後、別の遊具で遊んでいましたが、やはり大好きなブランコに戻りたくなったようです。
ところが、先ほどのお友達がまだ遊んでいました。
そこで一緒にベンチに座り、順番を待つことにしました。
その日は日差しも強く暑い日でした。大人の私でもじっと待つことに苦痛を感じるほどでした。
5分ほど経ったころ、「そろそろ代わってもらおうかな」とも思いました。
でも、もう少し待ってみることにしました。
我が息子に「待ったら自分の番が来た」という経験をしてほしいと思ったからです。
そして結局、10分以上待ちました。
その間、我が息子は一度もベンチから離れず、じっーと座って待っていました。
これは、我が家にとって本当に大きな出来事です。
我が息子は多動傾向が強く、じっとしていることが苦手です。何もせずに過ごす「間」も苦手で、普段は体を動かしたり、自分に刺激を入れたりしながら過ごすことが多くあります。
そんな我が息子が、大好きなブランコを目の前にしながら10分以上待つことができた。
そして待った先には、もう一度大好きなブランコで遊べるという嬉しい経験がありました。
「待ったら楽しいことがあった」
この経験そのものが、とても大切なのではないかと思います。
子どもたちに何かを身につけてもらおうとすると、私たち大人はつい「練習させよう」「できるようにさせよう」と考えてしまいます。
もちろん、必要な練習もあります。
でも、子ども自身が「やりたい」「楽しい」と思えることの中には、大きな成長の力があります。
人にお願いすること。
人と楽しさを共有すること。
順番を譲ること。
自分の番を待つこと。
この日、我が息子は大好きなブランコを楽しみながら、たくさんのことを経験していました。
フォレストキッズ八事教室では、子どもたちの「好き」「楽しい」「やってみたい」という気持ちを大切にしています。
好きな遊びの中で人とつながったり、伝えたい気持ちが生まれたり、「もう一回やりたい」という思いから少し頑張れたりする。
私たちは、そんな瞬間も大切な学びの時間だと考えています。
子どもの成長は、机の上だけで起こるものではありません。
公園でも、家庭でも、遊びの中でも。
子どもたちは日々の「楽しい」の中から、たくさんのことを学んでいます。
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