みなさんこんにちは。
フォレストキッズ八事教室の代表の森です。
今日は、重度の知的障害を伴う自閉症の特性を持つ我が息子が描いた絵から、心の成長を感じた出来事をご紹介したいと思います。
8歳になる我が息子は少しずつ言葉が増えてきましたが、まだ言葉だけで円滑にコミュニケーションを取ることは難しいところがあります。
ある日、息子がお母さんに怒られていました。
しばらくして自宅のホワイトボードを見ると、息子が何かを描いていました。
よく見ると、それは「お母さんの顔」。
そして、その顔を赤色で塗っていたのです。
その絵を見た瞬間、私は、
「あっ、カラーモンスターだ」
と思いました。
『カラーモンスター』という絵本をご存じでしょうか。
この絵本では、楽しい、悲しい、怒り、不安、穏やかなど、目には見えないさまざまな感情を「色」と結びつけながら、子どもにも分かりやすく表現しています。
その中で「怒り」は赤色です。
つまり息子は、お母さんに怒られた後、お母さんの顔を描き、それを「怒り」を表す赤色で塗ったのです。
もちろん、息子自身がその意図を詳しく言葉で説明できるわけではありません。
それでも私は、
「お母さんが怒っていた」
という相手の感情を息子なりに捉え、それを「赤」という色で表現したのではないかと感じました。
私が嬉しかったのは、息子が自分の気持ちを表現したことだけではありません。
「相手にも気持ちがある」
ということを、我が息子なりに理解し始めているように見えたことでした。
自閉症の特性を持つ子どもたちの中には、相手の表情や声、周囲の状況などから「今、この人はどんな気持ちなのだろう」と読み取ることに難しさを感じる場合があります。
もちろん、自閉症だから「人の気持ちが分からない」ということではありません。
感じ取っていても言葉にすることが難しかったり、表情だけでは分かりにくかったり、状況と感情を結びつけるために時間が必要だったりします。
だからこそ、目には見えない「気持ち」を、その子にとって分かりやすい形にして伝えることが大切だと考えています。
フォレストキッズ八事教室でも、その支援の一つとして『カラーモンスター』を活用しています。
大切なのは「怒りは赤」と覚えることだけではありません。
絵本の中で学んだ感情と、実際の生活の中で出会う人の表情や出来事を、少しずつ結びつけていくことです。
我が息子は絵本が大好きです。
これまで私は、楽しそうに絵本を見ている姿を何度も見てきました。
でも子どもは、ただ絵本を「読んでもらっている」だけではないのかもしれません。
絵本から私たち大人が想像している以上に多くのことを受け取り、自分の中に蓄えている。
そしてある日、「学んだこと」と「実際の出来事」がつながる瞬間があるのだと思います。
お母さんに怒られた。
お母さんは怒っている。
怒っている気持ちは、赤。
そして息子は、お母さんの顔を描き、赤く塗った。
ほんの小さな出来事かもしれません。
でも、重度の知的障害を伴う自閉症の我が息子を育ててきた私にとっては、とても大きな意味を持つ出来事でした。
療育というと、言葉を増やすこと、文字や数字を覚えること、身辺自立ができるようになることなど、目に見える「できること」に目が向きやすいかもしれません。
しかし、
「自分には気持ちがある。そして、相手にも気持ちがある」
ということを少しずつ知っていくことも、人と関わりながら生きていくための大切な学びだと思います。
言葉だけで理解することが難しければ、絵を使えばいい。
表情だけでは分かりにくければ、色を使えばいい。
絵本の世界の方が理解しやすければ、まずは絵本から学べばいい。
その子が「分かる方法」を探しながら、少しずつ実際の生活や人との関わりにつなげていく。
それが、私たちフォレストキッズ八事教室が大切にしている支援の一つです。
これからも、一人ひとりに合った方法を大切にしながら、子どもたちの心の成長を支えていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
フォレストキッズ八事教室の見学や体験、ご相談は随時受け付けていますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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フォレストキッズ八事教室
📞 TEL:052-846-5672
〈受付時間〉
平日 10:00~18:00
土・祝日 9:00~17:00
フォレストキッズ八事教室の代表の森です。
今日は、重度の知的障害を伴う自閉症の特性を持つ我が息子が描いた絵から、心の成長を感じた出来事をご紹介したいと思います。
8歳になる我が息子は少しずつ言葉が増えてきましたが、まだ言葉だけで円滑にコミュニケーションを取ることは難しいところがあります。
ある日、息子がお母さんに怒られていました。
しばらくして自宅のホワイトボードを見ると、息子が何かを描いていました。
よく見ると、それは「お母さんの顔」。
そして、その顔を赤色で塗っていたのです。
その絵を見た瞬間、私は、
「あっ、カラーモンスターだ」
と思いました。
『カラーモンスター』という絵本をご存じでしょうか。
この絵本では、楽しい、悲しい、怒り、不安、穏やかなど、目には見えないさまざまな感情を「色」と結びつけながら、子どもにも分かりやすく表現しています。
その中で「怒り」は赤色です。
つまり息子は、お母さんに怒られた後、お母さんの顔を描き、それを「怒り」を表す赤色で塗ったのです。
もちろん、息子自身がその意図を詳しく言葉で説明できるわけではありません。
それでも私は、
「お母さんが怒っていた」
という相手の感情を息子なりに捉え、それを「赤」という色で表現したのではないかと感じました。
私が嬉しかったのは、息子が自分の気持ちを表現したことだけではありません。
「相手にも気持ちがある」
ということを、我が息子なりに理解し始めているように見えたことでした。
自閉症の特性を持つ子どもたちの中には、相手の表情や声、周囲の状況などから「今、この人はどんな気持ちなのだろう」と読み取ることに難しさを感じる場合があります。
もちろん、自閉症だから「人の気持ちが分からない」ということではありません。
感じ取っていても言葉にすることが難しかったり、表情だけでは分かりにくかったり、状況と感情を結びつけるために時間が必要だったりします。
だからこそ、目には見えない「気持ち」を、その子にとって分かりやすい形にして伝えることが大切だと考えています。
フォレストキッズ八事教室でも、その支援の一つとして『カラーモンスター』を活用しています。
大切なのは「怒りは赤」と覚えることだけではありません。
絵本の中で学んだ感情と、実際の生活の中で出会う人の表情や出来事を、少しずつ結びつけていくことです。
我が息子は絵本が大好きです。
これまで私は、楽しそうに絵本を見ている姿を何度も見てきました。
でも子どもは、ただ絵本を「読んでもらっている」だけではないのかもしれません。
絵本から私たち大人が想像している以上に多くのことを受け取り、自分の中に蓄えている。
そしてある日、「学んだこと」と「実際の出来事」がつながる瞬間があるのだと思います。
お母さんに怒られた。
お母さんは怒っている。
怒っている気持ちは、赤。
そして息子は、お母さんの顔を描き、赤く塗った。
ほんの小さな出来事かもしれません。
でも、重度の知的障害を伴う自閉症の我が息子を育ててきた私にとっては、とても大きな意味を持つ出来事でした。
療育というと、言葉を増やすこと、文字や数字を覚えること、身辺自立ができるようになることなど、目に見える「できること」に目が向きやすいかもしれません。
しかし、
「自分には気持ちがある。そして、相手にも気持ちがある」
ということを少しずつ知っていくことも、人と関わりながら生きていくための大切な学びだと思います。
言葉だけで理解することが難しければ、絵を使えばいい。
表情だけでは分かりにくければ、色を使えばいい。
絵本の世界の方が理解しやすければ、まずは絵本から学べばいい。
その子が「分かる方法」を探しながら、少しずつ実際の生活や人との関わりにつなげていく。
それが、私たちフォレストキッズ八事教室が大切にしている支援の一つです。
これからも、一人ひとりに合った方法を大切にしながら、子どもたちの心の成長を支えていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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