自宅近くにお気に入りのカフェがある。
普段はせっかちな私も時々はゆったりと流れる時間を味わうために時々足を運んでいる。先日行ったときはのんびり屋のわが子も連れて行った。わが子もそのカフェは好きで何度か連れて行っている。子どもがうるさいと感じるお客さんもいると思ったので混雑している時間を避けて伺った。
先客は2組。年配の男女それぞれ1名だった。
わが子には入店の際に声の大きさや態度についての作法など日頃から口を酸っぱくしていい聞かせている。その日ももちろん入店直前にもしっかり言って聞かせていた。
着席して何にするかわが子となんとはなしの会話をしていたところ、男性が立ち上がり店員に会計を促して「ゆっくりできなかった」と言い放った。怒っている様子ではなかったが私たちが入店してから明らかに迷惑そうな様子だった。私たちの存在がうるさいと感じたのだろうと察した。
わが子は普段から全く言うことの聞かない子ではなく、その日も私の言うことを聞いてのんびりしていて私が聞いても人に迷惑をかけているとは感じなかった。
私たちに直接言ったわけではないのだが私には私たちがうるさいと感じたように聞こえた。なぜわざわざ心の声を私やお店の人にまで聞かせる必要があるのかと感じ悲しくなった。その人にとって子どもは悪なのか。
これからの私たちの未来を支えていく存在なのだという考えはないのだとなんだか残念な気持ちにもなった。
子育てするものとして周囲に迷惑をかけないよう精一杯、気しか遣っていない。日々命を削る子育てをしており、束の間の休息の場としてカフェに来ているのにそんな一言はないのではないかと腹立たしくもなった。さまざまな思いに駆られるのは面倒なのでわが子を連れてそのカフェに行くことはしばらくしないだろう。
子どもに寛容な社会でなければ少子化も解消しないしこの国の発展もない。
子どもがそんな大きな存在であるといい大人が気がつかないものなのか。
悲しい悲しいできごとだった。
わが子には今回のような人もいるんだよ、だから気配りをしなくてはいけない。
でも人に聞かせる言葉ではないねと伝えて反面教師とさせて頂いた勉強になったできごとでもあった。
*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*
2024年2月オープン
児童発達支援・放課後等デイサービス
アンフィニ
JR馬橋駅から徒歩10分
1階に不動産業のアールフィールズさんの緑の看板が目印
建物3階部となります。エレベーターがございません。
ご予約・相談専用TEL⇒050-1807-6495
アン互いにでは1週間を通しての活動になります。
工作や運動、学習などを活動に取り入れています。
国語教師による「オーダーメイドの療育」「ことばの療育」
日々変化する利用者様のコンディションを見極め、「個性をのばす」「個性を活かす」活動を行って参ります。
就学に向けて自分でできることをひとつひとつ増やして参りませんか。
*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*
「カフェ」児発・放デイ アンフィニ代表
教室の毎日
25/03/25 06:24
