わが子を学童にお迎えにいった。
普段と変わらない様子であったが、わが子が今日あったことを話してくれているうちにみるみる顔色が暗くなっていった。
どうやら上の学年の子から嫌なことを言われたようだった。
次に行ったときにまた言われたらどうしよう…と不安そうだった。

私は現場を見ていないのでわが子の肩を持つことはしない。
しかし心配そうにしている人が私の目の前にいるのは事実なので、心が軽くなる方法の提案をする。そして「大丈夫だよ！」と明るく笑い飛ばす。

私の大丈夫だよを聞くとわが子はこらえていた気持ちが溢れ泣き出した。
小さな体で不安を精一杯抱えていたことがわかった。

私もその日、ガンっとくらったような出来事があって珍しく人と比べてしまい自分はダメだなと思うことがあった。比べても意味はないと悟っていたつもりだったのだが、疲れてくると以前の私の思考が出てくると感じることがある。まぁ今日はそんな日だ。

親子でそんなときだから気分転換にと外食しようと誘ってみた。
単純な親子なのでおいしいものを頂くだけで幸せな気持ちになって、たいていの嫌なことは忘れてしまう。
わが子はジュースで私はビールで乾杯だ。親子の反省会の始まりだった。
締めのクリームあんみつまでしっかり頂いた。

反省とは自分を責めたり自分のダメさを痛感したりするネガティブなイメージが多いと思うが本来の意味とは自身の言動を振り返ること。人や自分を責めたりするのではなく、こうすればよかったを少しだけ過去を振り返り未来を創っていくための時間であると私は捉えている。

帰路でふと我に返ったわが子が嫌なことを言われたらどうしようとまた口にしていたので「大丈夫だよ！お母さんついているから」と私は伝えた。

私が言う「大丈夫だよ」には魔法がかけられていてその言葉を聞いた人は本当に大丈夫になるとかならないとか。

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2024年2月オープン
児童発達支援・放課後等デイサービス
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教師による「オーダーメイドの療育」
日々変化する利用者様のコンディションを見極め、「個性をのばす」「個性を活かす」活動を行って参ります。
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