わが子には親友だと言ってもらえる気の合う友だちがいる。
お互いに地域の保育園ではないところに通っていて小学校入学を機に一から関係をスタートしたこともあって同じ境遇を分かち合うかのように学童で仲良くなった。
互いに毎日楽しそうに遊んでいる様子を見て親としてはホッとしていた。

学童にお迎えに行くと最近2人が遊んでいる様子はない。
わが子は一人で遊んでいたり、異性の子と遊んでいる。
以前は２人そろって私を迎えてくれて、あ～だこ～だ言いながら親友は見送ってくれていたがその様子はなくなった。

わが子に親友と遊んでいるか聞いてみると、最近その子は他の子と遊んでいて邪魔してはいけないかなと思って一人で遊んでいるんだと言っていた。本人に聞いても学童の先生に聞いてもケンカをしている様子でもなかった。一緒に遊んでいないことに対してどのように思うか聞いてみると寂しいと言っていた。

なぜこのようになったのか原因を考えるとわが子も親友も習いごとを始め共有する時間が少なくなり互いの思いがボタンの掛け違いのような状態になっているようだった。

わが子がいじめにあっているのではないことがわかると一人で過ごしていても何も心配はしていない。むしろ一人でも楽しい時間を創り出すことができていたことに対して褒めた。

冷たいかもしれないが学校でのささいな出来事は親はどうすることもできないことだと感じる。大人がいなければ解決できなくなってしまう方が本人たちのためにならないので本人たちが解決に向かうよう方策を一緒に考え行動をしてもらう。

今回は親友が他の子と遊んでいるからという思い込みを捨てて一緒に遊びたいと伝えた方がいいよと伝えた。勇気を出して行動をしたわが子は休みの日に遊ぶ約束をしたよと嬉しそうに言っていた。

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2024年2月オープン
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