45歳の私は昨年からドラムを習い始めた。
私のドラムの先生は、プロドラマーだ。
ライブハウスで演奏し、プロアーティストのバックドラマーとして帯同していたこともあるそうだ。私が足を運んだことのあるライブハウスでも演奏していたと聞き、その世界の話を聞く時間はいつも興味深い。
そんな先生には、よく口にする言葉がある。
「僕は武道館でやったことはないんですけどね。」
そして続けて、
「大きい会場だと緊張しちゃって、お腹痛くなっちゃうんですよね。」
そう笑いながら話す。
その言葉を聞くたびに、「すごくわかるな」と思う。
私も教員時代、剣道部の顧問をしながら、自分自身も選手として大会に出場していた。
中学校から始めた剣道だったが、実は試合が大の苦手だった。
本番独特の張りつめた空気。
「勝たなければならない」というプレッシャー。
自分が負けたことでチームが負けてしまう悔しさ。
私は最後まで「本番に強い選手」にはなれなかったように思う。
先生は今では、バックドラマーとして活動するよりも、ドラムスクールで生徒を教える時間の方が増えたそうだ。
私も剣道から離れた。
でも、本番に弱い人だからこそ、伝えられる言葉があるのではないかと思う。
先生は私が間違えても、
「大丈夫だよ。」
「できるよ。」
「イエス!」
「よし!」
と、自分のことのように喜んでくれる。
短い言葉の中には重みがある。
きっと先生自身が、何度も緊張し、失敗し、不安を乗り越えてきたからだ。
ある日、先生がまた、
「僕は武道館でやったことないんですけどね。」
と言ったので、私はこう返した。
「だからこそ、生徒さんに伝えられる言葉があるんじゃないですか?」
すると先生は少し驚いたような表情で、
「そうだといいですね。」と笑っていた。
私は、本番に弱い自分を受け入れてから、以前よりも「毎日」を大切にするようになった。
もちろん剣道をしていた頃も努力はしていた。
でも、「自分は本番に弱い」という特性を理解してからは、毎日の積み重ねこそが、いざという時の底力になると信じられるようになった。
試合で勝つのは、たった一人。
優勝できるのは、たった一つのチーム。
勝負の世界は厳しい。
「一番」を目指すは大切なことだ。
しかしそちらだけではなく、「その日に輝ける人」になってほしいと思っている。
たとえ勝てなかったとしても、
「あの子、最後まで本当に輝いていたね。」
そんなふうに言われる人になってほしい。
小2のわが子も、まだ勝負事の経験は多くないが、例えば運動会の徒競走の日など私は決して「1番になれ」とは言わない。
「最後まで走りきっておいで。」
「楽しんでおいで。」
そう声をかける。
人は楽しめたその先に自分の力を精一杯発揮できると私は思っているからだ。
結果はどうであれ、やり切るということに私は重きを置いている。
だから私は、わが子には勝負ごとの前には「頑張って」と言ったことが一度もない。
本番に弱い私が行きついた思考、毎日の積み重ねを大切にしてやり切る。
これが療育にも、このブログにも活きているのではないかと思う。
時々サボるけど・・・
*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*
2024年2月オープン
児童発達支援・放課後等デイサービス
アンフィニ
JR馬橋駅から徒歩10分
1階に不動産業のアールフィールズさんの緑の看板が目印
建物3階部となります。エレベーターがございません。
ご予約・相談専用TEL⇒050-1807-6495
アンフィニでは1週間を通しての活動になります
工作や運動、学習などを活動に取り入れています。
教師による「オーダーメイドの療育」
日々変化する利用者様のコンディションを見極め、「個性をのばす」「個性を活かす」活動を行って参ります。
就学に向けて自分でできることをひとつひとつ増やして参りませんか。
*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・
私のドラムの先生は、プロドラマーだ。
ライブハウスで演奏し、プロアーティストのバックドラマーとして帯同していたこともあるそうだ。私が足を運んだことのあるライブハウスでも演奏していたと聞き、その世界の話を聞く時間はいつも興味深い。
そんな先生には、よく口にする言葉がある。
「僕は武道館でやったことはないんですけどね。」
そして続けて、
「大きい会場だと緊張しちゃって、お腹痛くなっちゃうんですよね。」
そう笑いながら話す。
その言葉を聞くたびに、「すごくわかるな」と思う。
私も教員時代、剣道部の顧問をしながら、自分自身も選手として大会に出場していた。
中学校から始めた剣道だったが、実は試合が大の苦手だった。
本番独特の張りつめた空気。
「勝たなければならない」というプレッシャー。
自分が負けたことでチームが負けてしまう悔しさ。
私は最後まで「本番に強い選手」にはなれなかったように思う。
先生は今では、バックドラマーとして活動するよりも、ドラムスクールで生徒を教える時間の方が増えたそうだ。
私も剣道から離れた。
でも、本番に弱い人だからこそ、伝えられる言葉があるのではないかと思う。
先生は私が間違えても、
「大丈夫だよ。」
「できるよ。」
「イエス!」
「よし!」
と、自分のことのように喜んでくれる。
短い言葉の中には重みがある。
きっと先生自身が、何度も緊張し、失敗し、不安を乗り越えてきたからだ。
ある日、先生がまた、
「僕は武道館でやったことないんですけどね。」
と言ったので、私はこう返した。
「だからこそ、生徒さんに伝えられる言葉があるんじゃないですか?」
すると先生は少し驚いたような表情で、
「そうだといいですね。」と笑っていた。
私は、本番に弱い自分を受け入れてから、以前よりも「毎日」を大切にするようになった。
もちろん剣道をしていた頃も努力はしていた。
でも、「自分は本番に弱い」という特性を理解してからは、毎日の積み重ねこそが、いざという時の底力になると信じられるようになった。
試合で勝つのは、たった一人。
優勝できるのは、たった一つのチーム。
勝負の世界は厳しい。
「一番」を目指すは大切なことだ。
しかしそちらだけではなく、「その日に輝ける人」になってほしいと思っている。
たとえ勝てなかったとしても、
「あの子、最後まで本当に輝いていたね。」
そんなふうに言われる人になってほしい。
小2のわが子も、まだ勝負事の経験は多くないが、例えば運動会の徒競走の日など私は決して「1番になれ」とは言わない。
「最後まで走りきっておいで。」
「楽しんでおいで。」
そう声をかける。
人は楽しめたその先に自分の力を精一杯発揮できると私は思っているからだ。
結果はどうであれ、やり切るということに私は重きを置いている。
だから私は、わが子には勝負ごとの前には「頑張って」と言ったことが一度もない。
本番に弱い私が行きついた思考、毎日の積み重ねを大切にしてやり切る。
これが療育にも、このブログにも活きているのではないかと思う。
時々サボるけど・・・
*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*
2024年2月オープン
児童発達支援・放課後等デイサービス
アンフィニ
JR馬橋駅から徒歩10分
1階に不動産業のアールフィールズさんの緑の看板が目印
建物3階部となります。エレベーターがございません。
ご予約・相談専用TEL⇒050-1807-6495
アンフィニでは1週間を通しての活動になります
工作や運動、学習などを活動に取り入れています。
教師による「オーダーメイドの療育」
日々変化する利用者様のコンディションを見極め、「個性をのばす」「個性を活かす」活動を行って参ります。
就学に向けて自分でできることをひとつひとつ増やして参りませんか。
*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・