こんにちは🌼
ここっとnico、公認心理師の重田です😊

本日は「ABC分析」を使った療育についてご紹介します。

ABC分析は、「どんなときに、どんなことをして、どんな結果が得られたか」という３つの要素から人の行動を捉える方法です💁‍♀️
これをここっとnicoでどのように活用しているか、お話しできればと思います。

プレイルームで子どもたちが遊ぶとき、勝ち負けが発生する遊びをすることがあります。そんなとき、負けてしまって癇癪を起こす子どももいます。
この癇癪を起こすということについて、「遊んでいたゲームで負けたときに」「癇癪を起こして」「続けての勝負を避けて負ける状況を作らない」というふうに分析します🧐
この分析結果であれば、癇癪を起こしてしまうところを改善するため、癇癪を別の行動に置き換えるような対応をすることがあります。
たとえば、場所を移して職員とお話をして、どんなときにどんな気持ちだったか、など職員の力を借りながら言語化する機会を設けたりします😀
最終的に、負けてしまったけれど癇癪を起こさなかった、あるいはどうしても勝負をやめたいときにその意思を落ち着いて伝えられた、といったところを目指します✨

今後もここっとnicoでは、子どもたちが楽しみながら様々なスキルを身につけられるよう、取り組んでまいります😊

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