みなさん、原始反射という言葉を聞いたことがありますか?
赤ちゃんの手に指を当てると、ギュっと握り返してくれる把握反射や、
音などに反応して急にびくっと動き両手をあげ抱きつく動作をするモロー反射は
聞いたことがある方もいるかもしれません。
発達の遅れが気になるお子さんは、実はこの原始反射が原因の可能性があります。
原始反射は、自分の意志で身体を動かせるようになる3歳くらいまでに自然と消えていきます。
これを「原子反射の統合」といいます。
何かしらの理由で原始反射がうまく統合されていない場合、「集団行動が難しい」「感情のコントロールが出来ない」「集中できない」など本能で行動を取ったり、本人の意思とは無関係に勝手に動いてしまうことがあります。
例えば、“把握反射”が残存していると、えんぴつを握ったときに反射的に強く握ってしまったり、手先の不器用さにつながります。
さくらんぼでは、この原始反射にも着目しながらか活動内容を考えています。
原始反射についてわかりやすく書いているおすすめの書籍をご紹介します
・人間脳を育てる 動きの発達&原始反射の成長
灰谷孝さん(著)/花風社
灰谷先生の素敵なお人柄がにじみ出てサクサク読めます。
講演などを聞かせていただきますが本当に素敵な方です。
・アメリカ最先端医療の実証 1日2分!脳幹を鍛えれば子どもの才能はどんどん伸びる
本間良子 (著), 本間龍介 (著)/青春出版社
子どもを天才にしたい方は是非読んでほしい本。スクエアクリニックの先生で、他にも副腎疲労などアトピーの原因や対策がわかる本を出されています。
どちらも発達に関する本を読み漁っているさくらんぼのスタッフが自信を持っておすすめする本です。
原始反射について
研修会・講演会
24/04/21 12:19