さくらんぼpocoでは、作業療法士による体のトレーニングを行っています♪
親御さんから「うちの子、なわとびが出来ないんです・・・」というご相談があったとします
そこでなわとびの練習ばかり行ってしまうと、出来ないことを何度もやらされて “なわとびなんて大嫌い!” とお子さんに刷り込むことになりかねません
なわとびがゴールと考えると、それまでに出来ておくべき項目がたくさんあるんです
とぶ→投げる→蹴る→前転→両手受け→両足ジャンプ→平均台→ケンケン→片手受け→片足立ち→★なわとび★
こんな感じで、順番に実際お子さんにやってみてもらい、平均台でつまづいた場合はバランス感覚が弱いということがわかりますので、なわとびの練習をするのではなくバランス感覚のトレーニングからスタートします
これは【NCプログラム】という発達スケールの【粗大運動】の一部です
他にもたくさん項目があります
1. 視覚操作 (型はめ、マッチングなど)
2. 言語理解 (指さし、指示理解など)
3. 言語表出 (音声模倣、二語文表出など)
4. 視覚的な記銘 (目の前のものを隠された時に探すなど)
5. 聴覚的な記銘 (二語文復唱など)
6. 文字を読む (絵への興味など)
7. 文字を書く (点画、なぐり描きなど)
8. 数の理解 (多い‐少ないの理解など)
9. 微細運動 (物をつまむ、紙を折るなど)
10. 粗大運動 (座る、立つなど)
NCスケールを使って、各項目のお子さんの今できることを把握した上で、“ちょっと難しいけど、なんか出来そう” とワクワクした気持ちや達成感を感じる内容でトレーニングを行っています
NCプログラムについて
教室の毎日
24/04/30 10:15