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児童発達支援・放課後等デイサービス ヒトツナ河内山本教室のブログ一覧

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発達コラム★自閉症の易刺激性とは

体験説明会
こんにちは!
ヒトツナ河内山本教室です。

8月の開業に向けて、日々準備を進めております^^
明日から内覧会も始まりますので、皆様にお会いできるのが楽しみです!

◆易刺激性とは
刺激に対してイライラするなど、反応しやすい状態のことをいいます。
自閉症の診断基準の中に、この易刺激性そのものは含まれておりませんが、自閉症の特徴的な様式の組み合わせと環境との相互作用の中で、みられやすい状態です。

DSM5(精神疾患の統計と診断マニュアル)における自閉症の診断基準

①社会的コミュニケーションにおける持続的障害
②行動・興味・活動等への限定された反復する様式

の中でも、②の中に「感覚刺激に対する過敏性や鈍感性」といった感覚の特異性が含まれています。

感覚の特異性という部分でも、体に入ってくる刺激に対する反応が過敏なことがあり、音や動き等が気になってイライラ・ビクビクしやすい面を持っています。また、感覚は一人ひとり固有のものであるため理解してもらうことが難しく、「この環境の何がイライラするのだろう」と周りも気づくことができなかったり、この“わかってもらえない”という状況も本人にとっての更なるイライラや癇癪の要因へとつながることがあります。

自閉症は、「正義感が強い」と評価されることがあります。それも自閉症の診断として記載されているものではありませんが、自閉症の特性を踏まえると「可視化されているものへの強い反応」や「字義通りに受け取る」という部分や「合理的な気質」等が影響し、ルールを守っていない人に対してのイライラを感じやすかったりということがあります。

自閉症は想像的活動の困難さ等から、見通しがあったり、構造化された環境の中の方が安心して過ごすことができるという面があります。逆に、統制されていない時間や空間、秩序が保たれていない環境に身を置くとストレスが強い状態になり、それにより癇癪が起きやすくなることがあります。

日々、様々な感覚刺激にさらされストレスが高く緊張感が高い中で生きているため、ますますイライラしやすい状況へとつながってしまうため、日常の中では本人がボーっとしたり、考えごとよりも無我夢中で味わうことができる体・五感を使った遊びを本人に無理がない範囲で行いましょう。

自閉症の特性を変えようとするのではなく、それを自閉症児者にとっての文化であると理解し、生きやすい方向に生活環境を整えていくことが最も大切な支援になります。

●苦手な刺激を取り除く又は回避の方法を身につけられるよう支援する
●認知の偏りを踏まえて視覚的又は言語の場合は意図を伝える会話の構造化
●人に指示されなくても過ごせる見通しの掲示 など

行動は学習してきた履歴が表れているといわれています。感覚に対する反応の仕方や回避の仕方についても、最初は自分を守るためのSOSだったと思いますが、それが積み重なり、好ましくない表出方法を行動として学習しているのかもしれません。そのため、行動の機能分析や氷山モデルによるアセスメントを欠かさず、まずは支援の現場でできることを行い、必要に応じて医療と連携しながらその子の心の安心を守っていきましょう。

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人との繋がりを大切に、人との繋がりをもっと楽しく
ヒトツナ河内山本教室
7月6日、7日、13日、14日見学会開催です!

完全個別相談制となります◎

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