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児童発達支援・放課後等デイサービス ヒトツナ河内山本教室のブログ一覧

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発達コラム★自閉症の常同行動とは

体験説明会
こんにちは!
ヒトツナ河内山本教室開業準備室です。

今日は、自閉症の特徴のひとつ「常同行動」についてお話しします。

くるくる回る、飛び跳ねる、手をひらひらと動かす等の行動を繰り返し行うことを「常同行動」といいます。

周りから見ていると特に意味のない動きに見えることもあるため、自閉症児者が社会から特異な目で見られる要因の一つでもあり、「やめさせた方がいいのかな?」と不安になることも少なくないと思います。

常同行動が起きる理由は一人ひとり異なりますが、主に「自己刺激」を求めて行っていたり、その行動を取ることでいつもと同じ同一性が保たれ落ち着くことができたり、あるいは何かを伝えたい、訴えたいという行動の機能が隠れている場合もあります。また、情動行動は対象が自己の内側にある場合と、自己の外側にある場合とで行動の現れ方が異なります。

<自己にある常同行動>
●その場でくるくる回り出す
●目的物がなく走り出す
●目的物がなく飛び跳ねる

<自己の外にある常同行動>
●水を流し続ける
●目の前で物を振る、回す
●砂をひたすら振り落として眺める

上記は一部の例ですが、自閉症児者の知的発達や自閉傾向の重軽度によっても様々に現れます。

このように周りから見て目的がないように見える行動も、自己刺激を求めて行っている場合があります。それはピアジェの発達段階でいう感覚運動期の状態と似ており、他者との関わりに困難さを抱える自閉症児は、興味関心が外に向きにくいため、身体的な感覚を求める感覚運動期が長く続いているのではないかという考えがあります。感覚運動期は二語文が完成する時期頃までの時期と考えられているため、言語発達の遅れのあるお子さんは、自分の体の感覚への自己刺激行動が多い場合があります。

常同行動は、やめさせた方が良いのかと悩むこともあると思いますが、基本的に自閉症児者にとってこの常同行動は「いつもと同じ」という、生活の規則性をつくるために欠かせないものであり、それによって安心を得ているという考えが大切になります。無理にやめさせるのではなく、社会的に不適応な行動があるのであれば、支援により他の行動に移行できるよう支援していく、ただし、その上でも「本人にとっては安心しようとして行っている行動なのだ」と理解することが大切です。

ただし「安心を得ようとして行っている行動」が行き過ぎて固着することにより、「それをしないと不安でたまらない」という強迫的な状況に陥っている場合は、注意が必要です。体に入る刺激を楽しみや安心として欲しているのではなく、不安を取り除くものとして反復して行っているとすれば、その行動が出来ない環境・状況に置かれたときに本人にとって強い苦痛を伴い、それがかえって不適応行動を引き起こすことにもなりかねないためです。

では、その子が行う常同行動が楽しみによるものなのか、不安を埋めるためのものなのかはどのようにして見極めていけば良いのでしょうか。完全な方法ではないですが、その場合も行動の機能分析を積み重ねていくことは重要な方法だと考えます。その行動自体を制限・抑止することに目を向けるのではなく、その子の表情や前後に起こったことを観察することで、その子が常同行動を通じて伝えたいこと、満たしたいことを見立てていきましょう。

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