こんにちは、発達支援Laboランプです。ここでは、定期的に療育支援に関連するテーマについて、理論的な背景と合わせて発信しています。今回のテーマは「自己肯定感:前提として大切なこと」です。
1,自己肯定感とは
自己肯定感とは、自分をそのまま肯定的に受け入れる力のことです。他者との比較や社会の評価に左右されることなく、自分自身を価値ある存在として認める感覚が含まれます。特に療育の現場では、子どもが自分の個性や特性を認め、自分を否定せずに成長していくためには、この自己肯定感が欠かせません。自己肯定感を持つことで、子どもは安心して自分を表現し、失敗や挫折も受け入れやすくなります。
2,自己肯定感を育てるために
自己肯定感を育てるためには、結果ではなく過程に目を向けることが重要です。子どもの行動や努力そのものを認めることで、「自分は頑張れる」「挑戦することには意味がある」と感じられるようになります。たとえ結果が望ましいものでなかったとしても、努力や成長を重視するアプローチが、子どもたちに安心感を与え、自己肯定感を高めることにつながります。
3,自己肯定感が育つと
自己肯定感がしっかり育った子どもは、他者に対しても共感や尊重の気持ちを持ちやすくなります。自分を大切にする感覚は、他人を大切にする感覚ともつながっており、これが健全な人間関係の基盤となります。療育や支援においては、自己肯定感を強化することが、子どもたちが豊かな人間関係を築く力を育む大切なステップです。
自己肯定感を持つことは、子どもだけでなく、支援者や保護者にとっても大切なテーマです。私たちはまず、自分自身の価値をしっかりと受け入れることで、子どもたちに良い影響を与えることができます。
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第45回「自己肯定感:前提として大切なこと」
支援の背景
24/09/23 12:26