放課後等デイサービス

令和7年5月開業!児童発達支援・放課後等デイサービス ヒトツナ呉教室のブログ一覧

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(9件)

「ともだちと遊べること」は大事なこと?/ヒトツナ

こんにちは! ヒトツナ呉教室です☆ 「同年代と遊べない」 「特定の子とのかかわりがない」 「玩具を使って遊べず、鍵穴やミニカーのタイヤ等特定の部分への興味で遊んでいる」・・・ こどもの「遊び」についての相談は、少なくありません。 今日は、その中でも、発達相談でよく聞く「同年代の子との遊び」についてお話します。 発達段階では、こども同士がなんらか意図のあるともだちと一緒の遊びができるようになるのは、5歳以降と言われています。 年長さんくらいになると、幼稚園や保育園の自由遊びの時間に、鬼ごっこや砂遊び、おままごと、○○ごっこなど、何人かのこどもが集まって同じ遊びをするようになっていきます。 それまでのこどもは、同じ遊びをしていてもそれぞれに意図があったり、同じ部屋にいても交わっていない遊びの段階があります。 小学校への就学前後になると、「小学校でともだちがいないようで心配」、「大人とは関われるけれど、同年代とのかかわりが苦手そうというお悩みが出てくるのは、周りがそういった集団的な遊びをするようになるからかもしれません。 では、年長や、就学前後にかけて、同年代との遊びができないのは発達過程上問題なのでしょうか。 というと、「問題」ではありません。 その理由として、まずはそもそも本人の発達のペースがあり、何歳で何ができていないといけない(だからそこを絶対に直さなくてはいけない)ということはありませんし、本人の気質的に、人とのかかわりを求めないタイプということもあるからです。 それは大前提としつつ、「同年代と遊べない」というご相談があったときは以下の部分を考えていきます。 ①その子の発達段階的に「遊び」はどの段階か 例えば幼児期~小学校低学年頃のこどもは、特定のだれだれ、ではなく、近くにいるともだちと、同じ目的をもって遊ぼうとする関わりが中心です。 ですが、小学校高学年にあがるにつれて、特定のだれか、という友達関係が深くなっていきます。 ですから「いつも同じ子と遊べない」、「特定の友達ではない」というお悩みは、ある意味その子は発達しつつある段階ということです◎ ②本人は「遊びたいのに遊べない」のか、「特に今の状況に困っていない」のか いくら発達段階的に問題ない、という場合でも、本人の性格的に特定のともだちがいないと不安だったり、集団よりは1対1の遊びを求めるお子さんもいるでしょう。 ですので大切なことは、その子が今の状況で困っていると感じるのか、つらいと思っているのか、という観察や、こどもの意思の確認です。 ③いじめや仲間外れなど、別の問題が隠れていないか 本人は今の状況が問題ないと思っているように見せているだけで、本当は集団側に問題があるケースもあるかもしれません。 そのような場合は、こどもが別の方法でSOSを出しているかもしれないので、行動面・身体面からも観察していく必要があります。 ④大人になったら、周りも大人!とどっしり構える こども同士は特性もあればお互いにうまく付き合うのは難しい場合があります。 自分とは異なる他者と出会い、受け容れあっていくのが社会なので、自分が合わせる必要もないし、相手が自分に合わせてくれるのも難しい。 「お互い違うね」、「でもそれが自分たち」と思えることが、受け容れるということです。 こどものうちはそれは難しいです。当然です。 だからこそ、まずは放デイの職員との関係を重視し、そこでのやりとり、伝わった経験などを起点として、また新たな人間関係をつくっていければ良いと考えます。 いつでも、ご相談ください。

令和7年5月開業!児童発達支援・放課後等デイサービス ヒトツナ呉教室/「ともだちと遊べること」は大事なこと?/ヒトツナ
教室の毎日
25/05/02 09:29 公開

「療育」ってなんだろう?/ヒトツナ

こんにちは☀ ヒトツナ呉教室です。 今日は、ヒトツナが考える「療育」とは?についてお話致します。 療育とは、結論から言うと、 発達障害という特性があっても、「不自由なく暮らせる幸せ」という誰もが持っている当たり前の権利が守られるよう、生きる方法や、自立した意思決定のためのスキルの定着等、長期的に取り組んでいくことだと考えます。 発達障害という特性を直そうとする関わりではなく、それらを持っていても当たり前に力を発揮でき、自らの人生を自己選択・自己決定によって充実させていけるよう本人の持っている力を引き出す医療・教育的なアプローチが療育だと思います。 勿論、当事者やその家族さんの立場に立った時、障害特性は「直したい」と思うものなのかもしれませんし、そう願う気持ちも、当事者だけのものですので否定することも変えようとすることもできないと思います。 ですが、支援者の立場としては、直そうという関わりではなく、その子を取り巻いている環境面へのアプローチによって、その子が持っている能力を最大限に発揮でき、自分らしく人生を充実させていけるよう手助けをすることが最も大切だと思うのです。 元々その子が持っている能力を、発揮できるように導くことは、エンパワメントといい支援において重要な方向性だと考えます。 何をやるかではなく、何を踏まえて、お子さんとかかわっていくか。 その先に見ている超長期的な将来への視点とは何か。 家族さんと、どれだけそれを共有できるか。 ヒトツナは常にひたむきに、そこを考えつづけています。 今、一人で悩んでいたり、安心できる相談相手がいないという方、一度お話しにきてくださいね。

令和7年5月開業!児童発達支援・放課後等デイサービス ヒトツナ呉教室/「療育」ってなんだろう?/ヒトツナ
教室の毎日
25/05/02 09:27 公開

就学に向けて育みたい力/ヒトツナ

こんにちは! ヒトツナ呉教室です🌸 4月に入ってあっという間にGWが始まりますね! 新1年生や来年小学生に上がる年長さんの親子さんは、どんな思いをもって毎日を過ごしているでしょうか? 小学校への期待や不安。 選択肢への迷い。 生活スタイルの変化と適応。 大人としてもとても敏感になる季節ですし、子どももそれを受けて、繊細になっている時期に違いないと思います。 就学に向けて「あれができなければ」、「これができなければ」と性急になることもあると思いますが、就学に向けて付けたい力とは何なのか? 実は、それはたった一つの事なのです。 それは、「おなかが痛い」、「嫌な事を言われた」など、自分の嫌だ!という気持ちを伝える力だと言われています。 言葉、でなくても、周りにSOSを発信できるような力を持っておくことが、小学校に向けて大切になります。 自分の力の発散やコントロールが苦手なお子さんは、実はたくさんいらっしゃいます。 だからといって、あと数か月で何かを出来るようにと無理をしなくで大丈夫です。 この時期は、小学校は怖くない楽しい所だよと、本人が小学校の話を話題にするときに印象がもてるよう、話していきましょう。 「●●ができなくては困る」ということは、子どもの人生を長い目で見たときに、さほど大きな問題ではないのです。 就学への不安、就学後の療育については「ヒトツナ」にご相談下さい!

令和7年5月開業!児童発達支援・放課後等デイサービス ヒトツナ呉教室/就学に向けて育みたい力/ヒトツナ
教室の毎日
25/05/01 16:11 公開

自閉症の支援「構造化」とは

こんにちは! ヒトツナ呉教室です✨ 今日は、自閉スペクトラム症の支援「構造化」についてお話します。 時間と空間の意味を自閉症児者に対して視覚的に理解可能な形で伝えていくための「合理的配慮」であり、これを個別に適用するためのアイデアです。 (梅永雄二:TEACCHプログラムに学ぶ自閉症の人の社会参加.2010より) 自閉症の特徴として、コミュニケーションの困難、こだわり、感覚の特性・・・ 本人にとっては「当たり前」の感覚や「正解」だと思っている事が、周りから見ると「特異」に思われてしまう特徴的な行動様式があり、自閉症が生きる世界には 「理解されない」という苦しみが常にあると考えられています。 構造化支援は、自閉症児者の特性やこだわりを「特異的」と捉えるのではなく 自閉症当事者にとっての「文化」だと肯定的に捉えて向き合うことからはじまり、「こうしないとわからない」ではなく「こうすればわかる」という前向きな発想の転換のもと 自閉症を変えよう、直そうとせず、逆に特徴に合わせて生活を変化させることにより、親子の健やかな生活を目指す取り組みです。 物理的、視覚的構造化や、言語の構造化など、たくさん方法がありますが、本人にあった環境を整えていけるよう、アセスメントから取り組みます。 ぜひ「ヒトツナ」にご相談下さい☺

令和7年5月開業!児童発達支援・放課後等デイサービス ヒトツナ呉教室/自閉症の支援「構造化」とは
教室の毎日
25/05/01 16:10 公開

【ヒトツナの療育】支援をする上で大切な対人援助7原則とは

児童発達支援・放課後等デイサービス ヒトツナ呉教室です! このブログでは、ヒトツナが大切にしている療育方針やそのもととなる理論についてご紹介いたします。 今日は「対人援助7原則」についてお話しいたします。 ◆対人援助7原則とは 発達支援の仕事は、支援を必要とするお子様・保護者様の困りごと=「ニーズ」を解決することが役目です。その解決にあたり、支援者はお子様・保護者様がその解決の過程に前向きな気持ちをもって発達支援に参加していけるような環境を作ることが欠かせません。 アメリカの社会福祉学者F.バイスティックは、その支援者と利用者との関係性を「援助関係」として、以下のように定義しました。 ケースワーカーとクライエントのあいだで生まれる、態度と情緒による力動関係である。 そして、この援助関係は、クライエントが彼と環境のあいだにより良い適応を実現してゆく過程を援助する目的をもっている。 引用:ケースワークの原則 誠信書房 P17より バイスティックはこの援助関係の中で、より良い支援・ケースワークを行うために支援者が持つべき態度を7つの原則として表しました。 有名な「バイスティックの7原則」です。 私たちヒトツナも、この原則を行動規範として研修にも必ず位置づけ、日々の支援を展開しています。 ①個別化の原則 利用者をかけがえのない「個人」として捉えようという原則です。 単なるケースの一つ、ではなく、「そのひとり」に向き合うことで、初めてその個人が抱える真のニーズにアプローチをすることができるのです。 職歴が長くなり、多くの事例を経験すればするほど、「ADHDのケース」「自閉症のケース」と、ケースを「分類」してしまいやすくなり、この原則を見失うことがあります。それ自体は経験者ゆえのスキルであり、決して否定されるべきものではありませんが、改めて「個人」と向き合うことを意識し、その子が持つ本当のニーズや課題を見逃さないという意識を高めていきましょう。 ②意図的な感情表現の原則 利用者が表すどんな感情も認めよう、そしてそれに対して意図的な対応をしようという原則です。 プラスの感情もマイナスの感情も、すべて出し切ることで、心の枷を外して自身の問題に向き合い自分の状況を客観視できるようになり、結果的に課題解決に結びつきやすくなります。 ただしこれは、「ただただ感情を外に出せばいい、それを奨励し容認すればいい」というだけのものではありません。当然、感情を爆発させて、他者に危害を加えてしまうことはいけないことです。だからこそ「意図的な」という点がポイントで、あくまでも援助関係のなかで、適切なタイミングで適切な仕方での表出を手伝ってあげる必要があります。そのためには、私たち支援者の「自分自身のコントロール」が不可欠です。それを表しているのが、次の原則です。 ③統制された情緒関与の原則 支援者自身が自分の感情に自覚的になり、どんなときにも意図を持った対応ができるよう自分自身を統制しようという原則です。 利用者の感情に飲み込まれてしまうことなく、援助関係を全うするためには、プロとしての自分自身のコントロールが必要です。 支援者自身が、「自分はどんな時に心が揺さぶられてしまうのか」など、自分を客観的に理解するための自己理解を進めていきましょう。そして、利用者がどんな感情表出をしても、意図を持った冷静な対応ができるようにします。 自分だけでこのプロセスを行うことは難しかったりもするので、定期的なスーパーバイズを受けるなどして、「支援者としての自分に向き合う時間」も大切にしていけると良いですね。 ④受容の原則 利用者をあるがままに受け止めようという原則です。 こちらも「利用者の逸脱した態度や行動をすべて許容・容認する」ということではなく、ありのままの現実をまず受け止め、「なぜその行動をするのか」「なぜその考え方に至ったのか」を吟味し、そこに隠された利用者の真のニーズに近づいていくことが重要です。 「つまり、受け止めるべき対象は、「好ましいもの」(the good)などの価値ではなく、「真なるもの」(the real)であり、ありのままの現実である。(ケースワークの原則 p113-114)」 とバイスティックも言っている通り、まずありのまま現実を認識し受容することから、利用者の最善の利益を考えていくことが重要です。 ⑤非審判的態度の原則 利用者の行動について、善悪を一方的に判断するのはやめようという原則です。 人は「裁かれる」「評価される」と考えると、自分の感じていることを自由に表現することに抵抗を感じます。その状況では、ありのままの利用者を受容することが出来なくなり、結果的に問題解決から遠ざかります。 利用者は、たとえ子どもであっても、自分の人生を生きる主体であり、自分の価値観に基づいて行動を判断していきたいというニーズを持っています。 私たちが行うのは行動のジャッジではなく、「なぜ」を利用者と一緒に深堀り、一緒に解決に向かっていくことです。 利用者が良くない行動をした時も、その時のその子の気持ちに寄り添い、解決策を一緒に考えていく姿勢を大切にしましょう。 ⑥自己決定の原則 行動を決めるのは利用者自身であるという原則です。 ⾃分の⼈⽣に対する選択や決定を⾃ら⾏いたいというニーズを誰もが持っており、⼈は選択と決定を⾃由に⾏使できるときに社会的責任を持ち、情緒的に適応しながら成⻑、発達していきます。「⾃⼰決定・選択」は⼈が健やかに発達していく上で重要な相互作⽤を持つものだと考えられています。 たとえ子どもであっても、たとえどんなに拙い価値観に見えても、自分自身の意思をもった1人の権利主体として、「子どもの意見を確かめる」こと。 それこそが「子どもの最善の利益」の追求に繋がっていく姿勢だと考えています。 障害の程度が重く発語がないなどのお子様でも、同様に自分の意思が表明できるように、代替コミュニケーションツールなどを用いて意思表出のサポートを行う支援が必要です。 ⑦秘密保持の原則 利用者のプライバシーを守り、利用者に関する情報を許可なく外部に漏らさないという原則です。 職務上の「守秘義務」という側面ももちろんありますが、そもそも「かけがえのない個人である1人の利用者様が、信頼関係の中で話をしてくれた」という事実を考えれば、プライバシーの侵害は権利侵害にあたることは自明ですね。 いかがだったでしょうか。 バイスティックの原則は、他者と関わるこの職種の重要な土台となるマインドです。 私たちヒトツナは、支援を行う上で、小手先の知識やスキルだけではなく「他者と関わるとはどういうことか」「他者を尊重するとはどういうことか」「子どもの最善の利益とは何か」…といった「マインド」の部分をとても大切にしています。 その土台がなければ、「子どもにとっての」本当にベストな支援は生まれないと考えているからです。 「子どもの最善の利益」を追求するための「自分たちの在り方」を求め続けるヒトツナに、ぜひ一度ご相談にいらしてくださいね! ================== ご見学・ご相談等、随時受付しております! お気軽にお問合せ下さい🌸

令和7年5月開業!児童発達支援・放課後等デイサービス ヒトツナ呉教室/【ヒトツナの療育】支援をする上で大切な対人援助7原則とは
教室の毎日
25/04/28 12:43 公開
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