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だるまさんがころんだ!の効果

遊びが体を作る!「だるまさんがころんだ」に秘められた驚きの効果




「こどもの姿勢が気になる」
「バランスがちょっと悪い気がする」

そんな悩みをお持ちの保護者の方や保育士さんにこそ、ぜひ取り入れてほしいのが「だるまさんがころんだ」をはじめとする伝承遊びです。
乳幼児期から小学校低学年の時期に、これらの遊びを日常的に行うことで、子どもの体には驚くほど良い変化が期待できます。
以下に3つの効果をあげますね。


1. 姿勢を支える「体幹」が自然に鍛えられる

「だるまさんがころんだ」の最大の特徴は、「動く」と「止まる」の繰り返しにあります。
鬼が振り向いた瞬間にピタッと止まるには、お腹や背中といった「体幹筋」を瞬時に働かせる必要があり、体幹強化と瞬発的な制止の訓練になります。
また変なポーズや不安定な姿勢で止まり続ける必要があるため、無意識のうちにバランス感覚が養われます。
知らず知らずのうちに、良い姿勢を保つための「土台」が作られていきますよ。


2. 「見る・聞く・止まる」の連携で脳と体を繋ぐ

この遊びは、視覚・聴覚と身体動作を連携させる高度な練習でもあります。

• 目からの刺激: 鬼が振り向く瞬間を「見て」、脳が「止まれ!」と指令を出します。
• 耳からの刺激: 「だるまさんがころんだ」というフレーズが途切れた「音」の変化を察知して、体をコントロールします。

これらを繰り返すことで、目や耳から入った情報を瞬時に体に伝える「脳と体の連携」がスムーズになっていきます。最初はフラフラしていた子も、慣れてくるとピタッと止まれるようになるのは、この連携が上達している証拠です。

3. 「危険回避」と「姿勢の持続力」を育む

遊びの効果は、運動能力の向上だけにとどまりません。
パッと止まる、サッと避けるといった能力が身につくと、飛んできたボールを避けたり、急な飛び出しを止めたりといった自分の安全を守る「危険回避」の能力を育んでくれます。
さらに良い姿勢を保つのに必要なのは、強いパワーではなく「じわじわと使い続ける力(持久力)」です。1日に何度も繰り返したり、週に数回継続して遊ぶことで、姿勢を維持する持久力が育まれます。


「だるまさんがころんだ」以外にも、おにごっこ、かくれんぼ、おしくらまんじゅうなど、伝承遊びにはそれぞれ異なる効果があります。
特別な道具はいりません。公園でお友達や先生と「あと10回だけやってみよう!」と楽しむその時間が、お子さんの健やかな姿勢と体を作っていくものだと思います。


療育センターエコルド はぐみのおうち
理学療法士 内山明奈
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