楽しく脳を刺激!「シナプソロジー」で子どもの“できた”を増やす魔法の遊び
こんにちは!
日々の子育てや療育の中で、「集中力が続かない」「体の使い方が少しぎこちないかも?」といったお悩みに対して。
今日は、「シナプソロジー」というメソッドをご紹介させて下さい。
「脳をあえて混乱させる」ことで、お子さんの発達を楽しくサポートするヒントが詰まっています!
■ シナプソロジーってなに?
シナプソロジーは、一言でいうと「脳の活性化プログラム」です。
「慣れない動き」をして脳を混乱させ、その混乱を乗り越えようとするときに、脳のネットワーク(シナプス)がぐんぐんつながります。
ポイントは、「できなくてもOK!」ということ。
「あれ?できない!」「間違えちゃった!」と笑いながら取り組むその瞬間こそ、脳が一番動いている時なんです。
■ 特性別:こんなサポートにつながります
お子さんの特性に合わせて、期待できる効果もさまざまです。
• ADHD(注意欠如・多動症)傾向のお子さん
「次はどんな指示かな?」とワクワクする刺激を与えることで、「今、ここ」に注目する力(集中力)を養います。
• ASD(自閉スペクトラム症)傾向のお子さん
「ルールが途中で変わる」という経験を楽しく繰り返すことで、「変化を受け入れる柔軟性」や、お友達と一緒に笑い合う「社会性」を育みます。
• 不器用さ(DCDなど)が気になるお子さん
目で見たものに合わせて体を動かす「目と手の協調運動」を繰り返すことで、スムーズな体の使い方を身につけていきます。
■ おうちでできる!バランスボール×シナプソロジー
体幹も鍛えられる「バランスボール」を使ったメニューをご紹介します。
① 「勝ち負けバランス」
1. お子さんはバランスボールに座り、姿勢をピシッと保ちます。
2. お母さんと「後出しジャンケン」をします。
3. ルールは**「お母さんの出す手に、足で負ける手を出す」**こと。
(例:お母さんがグーなら、お子さんは足でチョキの形を作る)
【脳への刺激】
「目で見る」→「判断する」→「足の筋肉へ指令を出す」という複雑な回路を使いながら、姿勢を保つ体幹も同時に鍛えられます。
② 「リズム・スパイスアップ」
1. ボールの上で、トントントンと一定のリズムで弾みます。
2. お母さんが「右!」と言ったら右手を挙げ、「左!」と言ったら左手を挙げます。
3. 慣れてきたらルール変更(スパイスアップ)!
「右と言われたら、左手を挙げる」という、あべこべルールに挑戦してみましょう。
■ おうちでできる!タオルで脳混乱メニュー
今度は、おうちにある「フェイスタオル」を使ってみましょう。視覚(色)と触覚(タオルの感覚)を統合する高度な脳トレです!
③ 「あべこべタオル」
1. お母さんとお子さんが向かい合って座ります。
2. お母さんは、例えば「青」と「黄」の2色のタオルを持ちます。お子さんも同じ2色を持ちます。
3. ルールは「お母さんが黄色を挙げたら、お子さんは青を挙げる」こと。あべこべの動きです。
4. 慣れてきたら、お母さんが「赤!(持っていない色)」と言ったり、タオルを隠して指示を出したりと、スパイスアップしてみましょう。
この活動では、単なる模倣ではなく、「ルールを脳内に保持し、指示と違う行動を瞬時に選択する」という「ワーキングメモリ」と「抑制機能」を鍛えてくれますよ。
シナプソロジーは基本的な模倣ができるようになれば、何歳からでも可能です。まずは単純な動きから始め、徐々にルールを複雑にしていきます。
シナプソロジーは「遊び」であることが前提です。嫌がる場合は無理に続けず、お母さんが楽しそうにやっている姿を見せるだけ、あるいは道具(ボールやタオル)で遊ぶだけに留めて、タイミングを見て再挑戦してみるのも良いと思います。
療育と聞くと「訓練」のように感じてしまうかもしれませんが、一番大切なのは「親子で笑い合うこと」です。
お母さんも一緒にやってみて、ぜひ一緒に間違えてください。「あー!間違えちゃった!」と笑い合える時間は、お子さんの心の安心感(自己肯定感)にもつながります。
適度な「脳を混乱させる遊び」で、成功体験を積ませ、お子さんの新しい可能性を一緒に広げていきませんか。
療育センターエコルド はぐみのおうち
理学療法士 内山明奈
こんにちは!
日々の子育てや療育の中で、「集中力が続かない」「体の使い方が少しぎこちないかも?」といったお悩みに対して。
今日は、「シナプソロジー」というメソッドをご紹介させて下さい。
「脳をあえて混乱させる」ことで、お子さんの発達を楽しくサポートするヒントが詰まっています!
■ シナプソロジーってなに?
シナプソロジーは、一言でいうと「脳の活性化プログラム」です。
「慣れない動き」をして脳を混乱させ、その混乱を乗り越えようとするときに、脳のネットワーク(シナプス)がぐんぐんつながります。
ポイントは、「できなくてもOK!」ということ。
「あれ?できない!」「間違えちゃった!」と笑いながら取り組むその瞬間こそ、脳が一番動いている時なんです。
■ 特性別:こんなサポートにつながります
お子さんの特性に合わせて、期待できる効果もさまざまです。
• ADHD(注意欠如・多動症)傾向のお子さん
「次はどんな指示かな?」とワクワクする刺激を与えることで、「今、ここ」に注目する力(集中力)を養います。
• ASD(自閉スペクトラム症)傾向のお子さん
「ルールが途中で変わる」という経験を楽しく繰り返すことで、「変化を受け入れる柔軟性」や、お友達と一緒に笑い合う「社会性」を育みます。
• 不器用さ(DCDなど)が気になるお子さん
目で見たものに合わせて体を動かす「目と手の協調運動」を繰り返すことで、スムーズな体の使い方を身につけていきます。
■ おうちでできる!バランスボール×シナプソロジー
体幹も鍛えられる「バランスボール」を使ったメニューをご紹介します。
① 「勝ち負けバランス」
1. お子さんはバランスボールに座り、姿勢をピシッと保ちます。
2. お母さんと「後出しジャンケン」をします。
3. ルールは**「お母さんの出す手に、足で負ける手を出す」**こと。
(例:お母さんがグーなら、お子さんは足でチョキの形を作る)
【脳への刺激】
「目で見る」→「判断する」→「足の筋肉へ指令を出す」という複雑な回路を使いながら、姿勢を保つ体幹も同時に鍛えられます。
② 「リズム・スパイスアップ」
1. ボールの上で、トントントンと一定のリズムで弾みます。
2. お母さんが「右!」と言ったら右手を挙げ、「左!」と言ったら左手を挙げます。
3. 慣れてきたらルール変更(スパイスアップ)!
「右と言われたら、左手を挙げる」という、あべこべルールに挑戦してみましょう。
■ おうちでできる!タオルで脳混乱メニュー
今度は、おうちにある「フェイスタオル」を使ってみましょう。視覚(色)と触覚(タオルの感覚)を統合する高度な脳トレです!
③ 「あべこべタオル」
1. お母さんとお子さんが向かい合って座ります。
2. お母さんは、例えば「青」と「黄」の2色のタオルを持ちます。お子さんも同じ2色を持ちます。
3. ルールは「お母さんが黄色を挙げたら、お子さんは青を挙げる」こと。あべこべの動きです。
4. 慣れてきたら、お母さんが「赤!(持っていない色)」と言ったり、タオルを隠して指示を出したりと、スパイスアップしてみましょう。
この活動では、単なる模倣ではなく、「ルールを脳内に保持し、指示と違う行動を瞬時に選択する」という「ワーキングメモリ」と「抑制機能」を鍛えてくれますよ。
シナプソロジーは基本的な模倣ができるようになれば、何歳からでも可能です。まずは単純な動きから始め、徐々にルールを複雑にしていきます。
シナプソロジーは「遊び」であることが前提です。嫌がる場合は無理に続けず、お母さんが楽しそうにやっている姿を見せるだけ、あるいは道具(ボールやタオル)で遊ぶだけに留めて、タイミングを見て再挑戦してみるのも良いと思います。
療育と聞くと「訓練」のように感じてしまうかもしれませんが、一番大切なのは「親子で笑い合うこと」です。
お母さんも一緒にやってみて、ぜひ一緒に間違えてください。「あー!間違えちゃった!」と笑い合える時間は、お子さんの心の安心感(自己肯定感)にもつながります。
適度な「脳を混乱させる遊び」で、成功体験を積ませ、お子さんの新しい可能性を一緒に広げていきませんか。
療育センターエコルド はぐみのおうち
理学療法士 内山明奈