こんにちは!
3月23日、月曜日ですね。
ここ春日井市は風はまだ少し冷たいですが、日差しは少し春らしくなりましたね。
先週末は、お子さんと近くの公園へ出かけられた方も多かったのではないでしょうか。
さて、今日は保護者の方から、ため息まじりによくお聞きする「あるお悩み」についてお話ししたいと思います。
もしかしたら、今、まさにこの壁にぶつかっている…という方もいらっしゃるかもしれません。
それは、お子さんが飽きっぽくて、療育施設を転々としてしまうことです。
「色々な施設に行ってみたけど、すぐに飽きちゃって『行きたくない』って言うんです」
「弱いのは体幹や持久力。運動が必要なのは分かっているけど、苦手だから避けてしまって…」
「お母さんも、『どこも合わないのかな』って、自信をなくしてしまって…」
そんなお悩み、よくお聞きします。
親としては、「このままじゃダメだ」と焦る気持ちと、「でも無理強いはさせたくない」という気持ちの板挟みになって、本当にツライですよね。
でも、安心してください。
これは「本人の性格が飽きっぽい」からだけではありません。
理学療法士の視点で見ると、その「飽きっぽさ」の裏には、実は「苦手だから避けたい」という本音が隠されていることが多いのです。
特に、運動(体幹・持久力)が苦手なお子さんにとって、運動療育は「楽しい遊び」ではなく、「大変な訓練」になってしまっていることがあります。
・ボディイメージ(自分の体の地図)が未発達で、思い通りに体を動かせない
・体幹が弱いから、姿勢を保つだけでヘトヘトになる(大人でいう「空気椅子」状態)
・持久力がないから、すぐに疲れてしまう
子供にとって、苦手なことを無理やり練習させられるのは苦行でしかありません。
だから、無意識のうちに「飽きた(もうやりたくない)」という言葉で自分を守ろうとするのです。
決してわがままを言っているわけではなく、脳からのSOSサインだったのかもしれません。
では、どうすれば同じ療育現場で、苦手な分野を飽きさせずに続け、強化していけるのでしょうか?
施設をコロコロ変えるのは、子供にとってまた一から新しい環境・スタッフに慣れなければならず、さらに「苦手なこと」へのハードルを上げてしまうことになります。同じ場所で、信頼関係を築きながら「苦手」に向き合うのが近道です。
エコルドでは、こうした「苦手」を克服するために、理学療法士ならではの「魔法」をかけています。
そのコツを、いくつかご紹介しますね。
作戦1:運動を「運動」と思わせない「遊び」に変える
「体幹を鍛えましょう」と言っても子供はやる気になりません。
私たちは、お子さんの「好き」を最優先にし、その中に「必要な動き」をこっそり混ぜ込みます。
例えば、Bくんが「ヒーローごっこ」が大好きなら、
・「不安定なクッションの上でポーズ!」(バランス感覚=前庭覚・固有受容覚)
・「お布団山を乗り越えろ!」(這う動作=体幹)
というように、遊びの中に必要な運動を取り入れます。
作戦2:持久力を「持久力」と思わせない「冒険」に変える
「長く歩く練習」はつまらない。
エコルドの明るい部屋で、天井吊りブランコやトランポリンを使って、「空飛ぶ大冒険」をします。
ブランコで「遠くの宝物(おもちゃ)」を取る(揺れ=前庭覚+腕を伸ばす固有受容覚)。
トランポリンで「星をジャンプして掴む」(ジャンプ=前庭覚+体幹・持久力)。
遊びの目的(宝物、星)を設定し、自然と体を動かす時間を増やしていきます。
作戦3:「苦手」を「できた!」に変える、スモールステップ
いきなり難しいことはさせません。絶対に「成功」できるレベルから始めます。
小さな「できた!」をスタッフ全員で大げさに喜び、お子さんの自己肯定感を育みます。
「ここは失敗しても大丈夫な場所」という安心感を作ることも大切です。
「飽きっぽさ」は脳のSOS。
「苦手」を「好き」で包んであげるのが、エコルドの療育です。
同じ場所で、信頼できるスタッフと一緒に、「攻略本」をアップデートしていきましょう。
焦らず、子供の「楽しい!」を信じて。
エコルドでは、天井から吊らした包まれるようなブランコなどを使って、「揺れるのって楽しい!」と思えるような遊びをたくさん取り入れています。
「極端に怖がる」「よく転ぶ」など、体の動きで気になることがあれば、いつでも相談してくださいね。
療育センターエコルド はぐみのおうち かすがい
理学療法士:内山 隆範
3月23日、月曜日ですね。
ここ春日井市は風はまだ少し冷たいですが、日差しは少し春らしくなりましたね。
先週末は、お子さんと近くの公園へ出かけられた方も多かったのではないでしょうか。
さて、今日は保護者の方から、ため息まじりによくお聞きする「あるお悩み」についてお話ししたいと思います。
もしかしたら、今、まさにこの壁にぶつかっている…という方もいらっしゃるかもしれません。
それは、お子さんが飽きっぽくて、療育施設を転々としてしまうことです。
「色々な施設に行ってみたけど、すぐに飽きちゃって『行きたくない』って言うんです」
「弱いのは体幹や持久力。運動が必要なのは分かっているけど、苦手だから避けてしまって…」
「お母さんも、『どこも合わないのかな』って、自信をなくしてしまって…」
そんなお悩み、よくお聞きします。
親としては、「このままじゃダメだ」と焦る気持ちと、「でも無理強いはさせたくない」という気持ちの板挟みになって、本当にツライですよね。
でも、安心してください。
これは「本人の性格が飽きっぽい」からだけではありません。
理学療法士の視点で見ると、その「飽きっぽさ」の裏には、実は「苦手だから避けたい」という本音が隠されていることが多いのです。
特に、運動(体幹・持久力)が苦手なお子さんにとって、運動療育は「楽しい遊び」ではなく、「大変な訓練」になってしまっていることがあります。
・ボディイメージ(自分の体の地図)が未発達で、思い通りに体を動かせない
・体幹が弱いから、姿勢を保つだけでヘトヘトになる(大人でいう「空気椅子」状態)
・持久力がないから、すぐに疲れてしまう
子供にとって、苦手なことを無理やり練習させられるのは苦行でしかありません。
だから、無意識のうちに「飽きた(もうやりたくない)」という言葉で自分を守ろうとするのです。
決してわがままを言っているわけではなく、脳からのSOSサインだったのかもしれません。
では、どうすれば同じ療育現場で、苦手な分野を飽きさせずに続け、強化していけるのでしょうか?
施設をコロコロ変えるのは、子供にとってまた一から新しい環境・スタッフに慣れなければならず、さらに「苦手なこと」へのハードルを上げてしまうことになります。同じ場所で、信頼関係を築きながら「苦手」に向き合うのが近道です。
エコルドでは、こうした「苦手」を克服するために、理学療法士ならではの「魔法」をかけています。
そのコツを、いくつかご紹介しますね。
作戦1:運動を「運動」と思わせない「遊び」に変える
「体幹を鍛えましょう」と言っても子供はやる気になりません。
私たちは、お子さんの「好き」を最優先にし、その中に「必要な動き」をこっそり混ぜ込みます。
例えば、Bくんが「ヒーローごっこ」が大好きなら、
・「不安定なクッションの上でポーズ!」(バランス感覚=前庭覚・固有受容覚)
・「お布団山を乗り越えろ!」(這う動作=体幹)
というように、遊びの中に必要な運動を取り入れます。
作戦2:持久力を「持久力」と思わせない「冒険」に変える
「長く歩く練習」はつまらない。
エコルドの明るい部屋で、天井吊りブランコやトランポリンを使って、「空飛ぶ大冒険」をします。
ブランコで「遠くの宝物(おもちゃ)」を取る(揺れ=前庭覚+腕を伸ばす固有受容覚)。
トランポリンで「星をジャンプして掴む」(ジャンプ=前庭覚+体幹・持久力)。
遊びの目的(宝物、星)を設定し、自然と体を動かす時間を増やしていきます。
作戦3:「苦手」を「できた!」に変える、スモールステップ
いきなり難しいことはさせません。絶対に「成功」できるレベルから始めます。
小さな「できた!」をスタッフ全員で大げさに喜び、お子さんの自己肯定感を育みます。
「ここは失敗しても大丈夫な場所」という安心感を作ることも大切です。
「飽きっぽさ」は脳のSOS。
「苦手」を「好き」で包んであげるのが、エコルドの療育です。
同じ場所で、信頼できるスタッフと一緒に、「攻略本」をアップデートしていきましょう。
焦らず、子供の「楽しい!」を信じて。
エコルドでは、天井から吊らした包まれるようなブランコなどを使って、「揺れるのって楽しい!」と思えるような遊びをたくさん取り入れています。
「極端に怖がる」「よく転ぶ」など、体の動きで気になることがあれば、いつでも相談してくださいね。
療育センターエコルド はぐみのおうち かすがい
理学療法士:内山 隆範