児童発達支援事業所

リングアのブログ一覧

  • 空きあり
  • 土日祝営業
お子さまに合った施設か、気軽に相談してみましょう
空き情報の確認や見学予約も受付中♪
電話で聞く場合はこちら:050-1724-6419
※営業・調査を目的としたお問い合わせはご遠慮ください

ABAで「ことば」は育つの? ー言語習得の本質ー

◆ABAは優れた手法——でも、言語習得には限界がある

 ABA(応用行動分析)は、望ましい行動を強化・定着させる手法として、療育の現場で広く活用されています。着席行動の定着・指示への応答・問題行動の軽減など、行動面へのアプローチとして高い効果が認められており、発達支援における重要なツールの一つです。

 しかし、ことばの習得という観点では、ABAには本質的な限界があります。

◆ことばは「行動」ではなく、脳に備わった機能で育つ

 言語学者チョムスキーが提唱したように、人間は生まれながらに言語を獲得する力——「言語習得装置」とも呼ばれる生得的な能力——を持っています。ことばは反復・強化によって「教え込む」ものではなく、適切な環境と自然なやりとりの中で、脳の言語機能が自ら働くことで育まれるものです。

 ABAの反復訓練によって特定の発語を引き出すことは可能です。しかしそれは「その場面でその音声を出す行動」を強化しているに過ぎず、ことばの意味を深く理解する力・文法を内側から身につける力・場面に応じてことばを使い分ける語用の力——こうした本質的な言語能力の獲得には直結しません。

◆過度な反復訓練が招くリスク

 さらに注意が必要なのは、過度なABAによる詰め込み訓練が引き起こす二次的な問題です。文脈を無視した不自然な発話パターンが固定化する、決まった場面でしか話せなくなる、コミュニケーション自体への意欲が低下するといったリスクが、複数の報告で指摘されています。「ことばが出るようになった」ように見えても、人と自然にやりとりする力が育っていないケースは少なくありません。

◆言語聴覚士が大切にしているアプローチ

 言語療育では、脳の言語機能が自然に働けるよう、共同注意(一緒に同じものに注目する体験)・情動の共有(喜びや驚きを一緒に感じるやりとり)・自発的なコミュニケーションの積み重ねを重視しています。「ことばを出させる」ではなく、「ことばを使いたくなる環境をつくる」——この視点が、本質的な言語発達への近道です。

 ABAと言語療育は対立するものではありませんが、それぞれの役割と限界を理解したうえで組み合わせることが、お子さまにとって最善の支援につながります。

◆相模原市でことばの発達支援をお考えの方へ
 リングア(相模原市南区・相模大野)では、言語聴覚士への相談・施設見学を随時受け付けています。
電話で聞く場合はこちら:050-1724-6419
※営業・調査を目的としたお問い合わせはご遠慮ください
チェックアイコン

この施設を見ている人におすすめの施設です
まとめて問い合わせしましょう

【無料】発達ナビ会員登録して便利にサービス利用!
会員登録するとこんなに便利!
  1. 気になる施設を自分だけのリストに保存
  2. 問い合わせ時に一部情報入力が不要
  3. 送迎有無などのこだわり条件を保存
  4. コラムやQ&Aが読み放題
無料会員になる
24時間以内に
12人が見ています!
電話で聞く場合はこちら 050-1724-6419

掲載情報について

施設の情報
施設の情報は、株式会社LITALICOの独自収集情報、都道府県の公開情報、施設からの情報提供に基づくものです。株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設の利用を推奨するものではありません。ご利用の際は必要に応じて各施設にお問い合わせください。施設の情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。


利用者の声
利用者の声は、施設と関わりをもった第三者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。 「やらせ」は発見次第厳重に対処します。


施設カテゴリ
施設のカテゴリについては、児童発達支援事業所、放課後等デイサービス、その他発達支援施設の3つのカテゴリを取り扱っており、児童発達支援事業所については、地域の児童発達支援センターと児童発達支援事業の両方を掲載しております。