児童発達支援事業所

リングアのブログ一覧

  • 空きあり
  • 土日祝営業
お子さまに合った施設か、気軽に相談してみましょう
空き情報の確認や見学予約も受付中♪
電話で聞く場合はこちら:050-1724-6419
※営業・調査を目的としたお問い合わせはご遠慮ください
施設ブログのアイコン

ブログ一覧

(42件)
NEW

読み書き障害の兆候は就学前から

◇就学前に気づくことが重要  読み書きの困難は、理想的には就学前に把握しておくことが大切です。なぜなら、就学前に気づくことができれば、小学校入学と同時に支援をスタートできるからです。具体的には、担任教師への情報共有・特別支援コーディネーターとの連携・学習支援を行う放課後等デイサービスとの橋渡しを、入学前から準備することができます。 「1年生から配慮してもらえる環境」と「2〜3年生で初めて困りごとが発覚する環境」では、お子さまが経験する失敗の数がまったく異なります。この差が、後の支援の難しさに直結します。 では就学前にどんなサインがあるのでしょうか。ひらがなを覚えるのに極端に時間がかかる、文字と音が結びつきにくい、絵本の読み聞かせは好きなのに自分で読もうとしない、しりとりや言葉遊びが苦手——こうした様子は、読み書き障害(ディスレクシア)の早期サインである可能性があります。「まだ小さいから」と見過ごさず、気になったら専門家に相談することが大切です。 ◇現実は小2〜3年生で気づかれることが多い  実際には、小学2年生の終わりから3年生にかけて「勉強がちょっと苦手」として認識されるケースがほとんどです。学習障害とは意識されないまま学年だけが進み、高学年になって初めて発見されることも珍しくありません。 ◇8〜10歳での発見時に起きていること  この時期に評価を受けると、読み書きの困難そのものへの介入は可能です。しかし深刻なのは、長年の「できない経験」によって生まれた二次的な心理的ダメージです。読み書きへの強い抵抗感・回避行動・自己否定感が積み重なり、学習に向き合えない状態になっていることがほとんどです。  どれだけ専門的なアプローチを用意しても、取り組む土台が整っていなければ効果は出ません。実際に支援が十分に機能するのは2割程度にとどまるのが現実です。 ◇「学力不振」として見過ごされている間に、時期を逃す  学校側が学習障害に気づかないまま一般的な個別指導を続けているうちに、介入の適切な時期を逃してしまうパターンが非常に多く見られます。年齢が上がるほど読み書きへの抵抗は強まり、支援はより困難になります。  「ひらがなの習得が遅い気がする」と感じたら、就学を待たずに専門家へご相談ください。 ◇相模原市で読み書き・学習障害の支援をお考えの方へ  リングア(相模原市南区・相模大野)では、言語聴覚士への相談・施設見学を随時受け付けています。

リングア/読み書き障害の兆候は就学前から
言語発達
26/07/10 16:09 公開
NEW

「あの…えーと…なんだっけ」知っていることばが出て来ない現象

◇知っているはずのことばが、出てこない  「わかってるのに、出てこない」——この感覚が日常的・慢性的に起きている状態を「喚語困難(かんごこんなん)」と言います。ことばを「失った」のではなく、記憶の中にあるはずのことばが「取り出せない」状態です。この違いは、支援のアプローチを考えるうえで非常に重要です。 ◇こんな様子が見られたら、症状のサインかも  知っているものの名前がとっさに出てこない、「えーと」「あれ」で時間を稼ぐことが多い、指さしやジェスチャーで代替しようとする、「冷蔵庫」が出てこずに「ご飯冷やすやつ」と言い換える——こうした様子が「口下手」「恥ずかしがり屋」と誤解され、適切な支援につながらないケースが少なくありません。 ◇なぜ出てこないのか——脳の仕組み  ことばを話すとき、脳では「意味の活性化→語彙の選択→発音の実行」というプロセスが瞬時に動いています。喚語困難はこの「語彙の選択段階」での滞りが多く、意味はわかっているのに対応することばへのアクセスがうまくいかない状態です。脳の角回やブローカ野周辺の機能と深く関わっており、言語発達に遅れのあるお子さまや、語彙の定着が不十分なお子さまにも見られます。ASD・ADHD・学習障害との併存も多く、「コミュニケーションが苦手な子」として一括りにされてしまい、喚語困難そのものへの支援が行われないまま時間が過ぎてしまうケースも見られます。 ◇見落とされがちな「二次的な行動の問題」  喚語困難で特に注意が必要なのが、ことばが出てこない経験が繰り返されることで生じる二次的心理的な問題です。  「また出てこない」という経験が積み重なると、お子さまは話す場面そのものを避けるようになります。質問に答えない、集団活動に参加しない、黙り込む——こうした回避行動は、「やる気がない」「反抗している」と誤解されがちですが、実はことばが出てこないことへの自己防衛です。  さらに深刻なのが、うまく伝えられないいら立ちが攻撃的な行動として表れるケースです。言いたいことが出てこない焦りと悔しさが限界に達したとき、手が出る・物を投げる・かんしゃくを起こすといった行動につながることがあります。  「なぜ急に暴れるのか」と思われがちですが、その背景にことばの詰まりへのいら立ちが潜んでいることを、まず理解することが大切です。 ◇言語聴覚士による評価と支援  支援ではまず「どの段階で詰まっているか」を評価します。語音のヒントがあれば出てくるか、文字を見れば言えるか——こうした反応を確認しながら、意味連想練習・語音手がかりを使った想起訓練・絵と文字とことばを結びつける反復練習を組み合わせ、ことばへのアクセス経路を複数の方向から強化していきます。同時に、話す場面への回避や感情的な爆発といった二次的な問題にも並行してアプローチすることが、根本的な改善への近道です。 「話せるのに、なぜかことばが出てこない場面が多い」「うまく言えなくて手が出てしまう」と感じたら、まず専門家へご相談ください。 ◇相模原市でことばの発達支援をお考えの方へ  リングア(相模原市南区・相模大野)では、言語聴覚士への相談・施設見学を随時受け付けています。

リングア/「あの…えーと…なんだっけ」知っていることばが出て来ない現象
言語発達
26/07/08 15:16 公開

「やりたくない」と言われたら?|二次的心理障害と言語療育

◇ことばの遅れの裏側に、傷ついた心が隠れていることがある  「ことばが遅い」というご相談で来所されるお子さまの中には、それまでの失敗体験の積み重ねや否定的な関わりによって、二次的な心理的障害を抱えているケースが少なくありません。意欲の低下・強い拒否・自己否定感——「どうせできない」「またダメだった」という経験が繰り返されることで、心が自分を守るために「やらない」という選択をするようになるのです。  こうした状態のお子さまは、本来できることでも「やらない」「やりたくない」という反応を示します。これはサボりや反抗ではなく、長期にわたるストレスへの適応反応です。心理学的には「学習性無力感」と呼ばれる状態に近く、繰り返しの失敗経験によって「何をしても無駄だ」という認識が定着してしまっている状態です。 ◇意欲が失われた状態で、言語療育は機能しない  この状態のまま言語療育を進めても、お子さまの本来の力は引き出せません。どれだけ優れたプログラムを用意しても、取り組む意欲がなければ効果は生まれないのです。言語支援より先に取り組むべきことがある——これが、リングアが大切にしている考え方の一つです。 ◇まず取り組むべきは「心理的安全性」の回復  優先すべきは、その場が安全であるという感覚をお子さまに取り戻してもらうことです。しかしここで重要なのは、「褒めるだけ」「優しくするだけ」では不十分だという点です。過度な賞賛や無条件の肯定は、一時的な安心感は与えても、自己効力感——「自分はできる」という感覚——の回復にはつながりません。  重要なのは、課題の難易度設定です。ヴィゴツキーが提唱した「最近接発達領域(ZPD)」の概念に基づき、「一人ではできないけれど、少しサポートがあればできる」レベルの課題を意図的に設定します。簡単すぎず、難しすぎない——この絶妙なラインの課題に取り組み、乗り越えた経験が「やればできた」という本物の成功体験になります。  この成功体験の積み重ねが自己効力感を少しずつ回復させ、やがて「次もやってみよう」という意欲の芽が生まれます。言語療育が本来の効果を発揮できるのは、この土台が整ってからです。 ◇保護者の関わり方も、支援の一部  日常の中での関わり方も非常に重要です。結果ではなくプロセスを認める声かけ——「できたね」より「頑張ったね」「挑戦したね」——が、お子さまの内側から湧き出るやる気を育てます。叱責や比較が続く環境では、療育の場で積み上げた自信が日常で崩れてしまうこともあります。保護者の方と支援者が同じ視点を共有することが、回復への大きな力になります。 「うちの子、療育に行きたがらない」「何をしても無気力で…」そう感じたら、ことばの問題だけでなく心理面からのアプローチが必要なサインかもしれません。まずはご相談ください。 ◇相模原市でことばの発達支援をお考えの方へ  リングア(相模原市南区・相模大野)では、言語聴覚士への相談・施設見学を随時受け付けています。

リングア/「やりたくない」と言われたら?|二次的心理障害と言語療育
言語発達
26/07/06 13:18 公開

発音の誤りの練習期間は短いって本当?ー構音訓練に掛かる時間

◇発音の誤りを修正する=構音訓練  構音訓練とは、発音の誤りを専門的に改善する言語療法の一つです。主な対象は「機能性構音障害」——つまり、耳の聞こえや口の構造・神経には明らかな異常がないにもかかわらず、発音に誤りが生じている状態です。「さかな」が「たかな」になる、「らいおん」がうまく言えない、といったケースが典型例で、サ行・ラ行・カ行などの置き換え・省略・歪みがよく見られます。  訓練開始の目安はおおむね4歳以降です。それ以前は発音が完成途上にある時期のため、誤りがあっても経過観察となることがほとんどです。 ◇標準的な治療期間は3ヶ月〜1年  構音訓練の期間は、誤りの種類・重症度・お子さまの特性によって異なりますが、一般的には3ヶ月〜1年程度が目安とされています。ただしこれはあくまで「適切に取り組んだ場合」の目安です。 ◇宿題なしでは、効果は出ません  構音訓練において最も重要なことの一つが、ご家庭での毎日の練習です。療育の場で正しい発音ができるようになっても、日常会話の中で自然に使えるようになる(般化)には、繰り返しの積み重ねが不可欠です。目安は1日10〜15分。保護者の方に練習に付き合っていただくことが、改善スピードを大きく左右します。 「施設でやっているから大丈夫」と家庭練習をしないまま通い続けても、なかなか日常会話での発音は変わりません。宿題への取り組みは、訓練と同じくらい重要な支援の柱です。 ◇実は「言語訓練」が先に必要なケースもある  ここで多くの保護者が見落としがちな重要なポイントがあります。発音が気になって相談に来られたお子さまが、実は言語発達そのものに遅れを抱えているケースが少なくないのです。  語彙が少ない、文法が未熟、ことばの理解が弱い——こうした言語発達の問題が背景にある場合、発音だけを練習しても効果は限定的です。ことばの土台が育っていない状態では、構音訓練に必要な「音を聞き分ける力」「指示を理解する力」「練習を積み重ねる力」が十分に機能しないからです。  このような場合は、まず言語発達を引き上げることを優先し、土台が整ってから構音訓練へ移行するという順序が重要になります。「発音だけの問題」と決めつけず、言語全体を評価したうえで支援の方向性を決めることが、遠回りのようで最も確実な近道です。 ◇相模原市でことばの発達・コミュニケーション支援をお考えの方へ  リングア(相模原市南区・相模大野)では、言語聴覚士への相談・施設見学を随時受け付けています。「聞き取れない言葉がある」「発音が気になる」等のお悩みがある方はお気軽にどうぞ。

リングア/発音の誤りの練習期間は短いって本当?ー構音訓練に掛かる時間
言語発達
26/07/04 08:56 公開

「会話がかみ合わない」――語用の問題

◇「語用」って何?  ことばには、大きく分けて三つの側面があります。発音・語彙・文法といった「ことばの形」、ことばの意味を理解する「ことばの内容」、そしてことばを実際のコミュニケーション場面でどう使うかという「語用(ごよう)」です。  語用とは、相手・場面・目的に合わせてことばを適切に使いこなす力のことです。たとえば、初対面の人には丁寧に話す、冗談と本気を使い分ける、相手の表情や声のトーンからその場の雰囲気を読む、会話の順番を守る——こうした「当たり前」のやりとりの裏側には、実は高度な語用の力が働いています。 ◇こんな場面で気づかれる  話の順序が前後してうまく伝わらない、一方的に自分の話し続けてしまう、相手が話しているのに割り込んでしまう、冗談や皮肉を字義通りに受け取ってしまう、その場にそぐわない発言をしてしまう、質問に対してずれた答えを返してしまう場合、語用の問題が疑われます。 ◇ASD・ADHD・知的障害と「誤解」されやすい  ここで重要なのが、語用の問題は単独で存在することもあるという点です。ところが実際の現場では、ASD(自閉スペクトラム症)・ADHD・知的障害といった発達障害の特性と見分けがつきにくく、「この子はASDだから仕方ない」「ADHDで衝動的なだけ」と解釈されてしまい、語用そのものへの専門的なアプローチが行われないままになっているケースが少なくありません。   ◇語用は、言語聴覚士の領域  語用の評価と支援は、言語聴覚士が担う重要な専門領域の一つです。評価では、自由な会話場面の観察・語用に特化した検査・保護者からの聴き取りを組み合わせて、どの場面でどのような困難が生じているかを丁寧に把握します。  支援では、ロールプレイや場面設定を活用しながら、「相手の立場に立って話す」「会話の流れを意識する」といったスキルを実際のやりとりの中で少しずつ身につけていきます。机上の練習だけでなく、日常場面への般化(学んだスキルを実生活で使えるようにすること)を意識した関わりが重要です。 ◇相模原市でことばの発達・コミュニケーション支援をお考えの方へ  リングア(相模原市南区・相模大野)では、言語聴覚士への相談・施設見学を随時受け付けています。「語用の問題かどうか確かめたい」そんな方もお気軽にどうぞ。

リングア/「会話がかみ合わない」――語用の問題
言語発達
26/07/03 10:52 公開
電話で聞く場合はこちら:050-1724-6419
※営業・調査を目的としたお問い合わせはご遠慮ください
チェックアイコン

この施設を見ている人におすすめの施設です
まとめて問い合わせしましょう

【無料】発達ナビ会員登録して便利にサービス利用!
会員登録するとこんなに便利!
  1. 気になる施設を自分だけのリストに保存
  2. 問い合わせ時に一部情報入力が不要
  3. 送迎有無などのこだわり条件を保存
  4. コラムやQ&Aが読み放題
無料会員になる
24時間以内に
30人が見ています!
電話で聞く場合はこちら 050-1724-6419

掲載情報について

施設の情報
施設の情報は、株式会社LITALICOの独自収集情報、都道府県の公開情報、施設からの情報提供に基づくものです。株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設の利用を推奨するものではありません。ご利用の際は必要に応じて各施設にお問い合わせください。施設の情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。


利用者の声
利用者の声は、施設と関わりをもった第三者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。 「やらせ」は発見次第厳重に対処します。


施設カテゴリ
施設のカテゴリについては、児童発達支援事業所、放課後等デイサービス、その他発達支援施設の3つのカテゴリを取り扱っており、児童発達支援事業所については、地域の児童発達支援センターと児童発達支援事業の両方を掲載しております。