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ASD(自閉スペクトラム症)のお子さまへの言語療法

◇ASDの支援は「ことば」だけでは語れない
 ASD(自閉スペクトラム症)の中心的な課題は、対人関係の難しさとこだわりの強さです。リングアでは、これに言語発達の水準と知的発達の程度を加味したうえで、一人ひとりの個別プログラムを組み立てています。

◇まず「ことばの基礎」を確認する
 言語発達の評価では、発音・語彙・文法といった基礎的な能力がどの程度育っているかを最初に確認します。これらに大きな遅れがない場合は、次のステップとして「語用」——つまり、ことばを実際のコミュニケーション場面でどう使えるか——に着目します。語用の問題は対人関係の困難と深く結びついており、言語面と対人面を切り離して考えることはできません。

◇「こだわり」なのか「知的障害」の特性なのか
 知的発達の水準が低い低年齢のお子さまでは、ASDの特性と知的障害の特性が重なり合い、見分けが難しい場面があります。たとえば同じ遊びを繰り返しているように見えても、別の遊びを提示したときに柔軟に参加できるかどうかが、こだわりの程度を判断する手がかりの一つになります。

◇「受け取る力」が、発信する力の土台になる
 対人関係の評価では、自分から働きかける力だけでなく、相手からの働きかけを受け取る力にも注目します。指さし・表情・身振りなど非言語のコミュニケーションを理解できているかどうかは、重要な発達の指標です。受け取る力が育つことで、やがて自分から発信する力へとつながっていきます。

◇「できた」の裏側を丁寧に見極める
型はめや色分けなどの課題で「ここだよ」という指さしに従えるようになったとき、それが相手の意図を理解した結果なのか、行動パターンとして学習した結果なのかは、慎重に見極める必要があります。この判断が、その後の支援の方向性を大きく左右するからです。表面的な「できた」にとどまらず、その子の内側で何が起きているかを丁寧に読み解くことが支援の核心です。

◇相模原市でASD・発達支援の療育をお考えの方へ
 リングア(相模原市南区・相模大野)では、言語聴覚士への相談・施設見学を随時受け付けています。「ASDと言われたけど、どんな支援が必要?」そんなご相談もお気軽にどうぞ。
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