「よく噛んで食べさせると、ことばが良くなる?」そんな質問を受けることがあります。
口は、食べる・飲むと、話す、の両方に使われます。舌、唇、顎の動きは、哺乳、離乳食、咀嚼と、声や発音の両方に関わります。その意味で、口の動きの発達は、ことばと関係があります。
ただし、「食べる練習をすれば、発音が良くなる」と言えるほどの確かな根拠は、今のところ確認されていません。たとえば、口や舌の動きだけを練習する方法が、発音の困りごとに有効という強い根拠は、確認できていません。また、母乳か哺乳瓶かと発音の関係も、観察の報告が中心で、原因とは言えません。
発音の未熟さ(「さかな」が「たかな」になるなど)は、5歳前後までは、よく見られます。3歳健診では、発音よりも、ことばの数や、二語文、理解を、見ます。
食事は、食べる楽しさ、家族との時間、栄養として、大切です。「ことばのために食べさせる」のではなく、楽しく食べることを、大事にしてください。食べることや飲み込みで気になることがあれば、医師や専門職に相談してください。
次回は、「手」とことばの関係についてお話しします。
口は、食べる・飲むと、話す、の両方に使われます。舌、唇、顎の動きは、哺乳、離乳食、咀嚼と、声や発音の両方に関わります。その意味で、口の動きの発達は、ことばと関係があります。
ただし、「食べる練習をすれば、発音が良くなる」と言えるほどの確かな根拠は、今のところ確認されていません。たとえば、口や舌の動きだけを練習する方法が、発音の困りごとに有効という強い根拠は、確認できていません。また、母乳か哺乳瓶かと発音の関係も、観察の報告が中心で、原因とは言えません。
発音の未熟さ(「さかな」が「たかな」になるなど)は、5歳前後までは、よく見られます。3歳健診では、発音よりも、ことばの数や、二語文、理解を、見ます。
食事は、食べる楽しさ、家族との時間、栄養として、大切です。「ことばのために食べさせる」のではなく、楽しく食べることを、大事にしてください。食べることや飲み込みで気になることがあれば、医師や専門職に相談してください。
次回は、「手」とことばの関係についてお話しします。