こんにちは、LITALICOジュニア横浜東口教室です。
横浜市神奈川区で児童発達支援・放課後等デイサービス・保育所等訪問支援の療育の教室を運営しています。
今回のブログでは運動発達に大切な“前庭覚”について、ご紹介させて頂きます♪
まず一般的に五感と言えば、「視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚」の5つを思い浮かべるのではないでしょうか。その五感ももちろん大切なのですが、“運動発達に特に大切な五感”は、「視覚・聴覚・触覚」に加え、「前庭感覚・固有感覚」の5つであると言われています。
「前庭感覚」と「固有受容覚」。
もしかしたら、あまり聞き馴染みがないかもしれません。しかし、とっても大切な感覚で、お子さまはもちろん、保護者さまも、日ごろから誰もが感じている感覚なのです!今回は「前庭感覚」について取り上げてみたいと思います。
前庭感覚とは、簡単に言うと「自分の身体の傾きやスピード、回転を感じる感覚です」です。この感覚を感じやすい瞬間は、ジェットコースター、ブランコ、エレベータなどにのっているときです。
前庭感覚には、覚醒を調節する働き、姿勢を保つ働き、バランスをとる働き、眼球運動をサポートする働き、ボディイメージの発達を促す働きがあります。
ジャンプして椅子から飛び降りるとき、浮遊感を感じるのも、前庭感覚が働いている証拠です!
お子さまが跳んだり走ったりするのを好んだり、ちょっと苦手だったりする場合がありますが、前庭感覚の発達途上にあるからこそなのかもしれません。
これらの感覚の発達に課題があったとしても、まだ発達途上であることがほとんどです。一つ一つの感覚は、他の感覚と相互に作用しながら発達していきます。
お子さまが楽しく体を動かしながら、それらの感覚を感じていくことを大切にしています。
お子さまにたくさんの経験を積んでいただけるよう、LITALICOジュニアでも取り組んでいます!
次の記事では「固有受容覚」に関して紹介させていただきます!
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運動発達に大切な「前庭覚」について
教室の毎日
22/11/24 18:26