個別課題の始まる時間までに、時間が空いているお友達が集まって、遊びが始まります。
個々に好きな遊びをするのではなく、
「何する?」 「○○はどう?」 「○○にしたらみんな楽しいんじゃない?」と
みんなで話し合いをして決めていきます。
遊びたい事を主張する子、聞き手に回る子、その場を取り仕切ろうとする子、いろいろなタイプのこどもたち。だからこそみんなで話し合う時間が大切です。
「何をするか」の前に「どうやって決めるか」、「みんなが楽しむためにどんなルールにしようか?」ということを話すことで、他者と一緒に楽しむための工夫や配慮を学んでいきます。
決定までになかなか話がまとまらず時間を要することもありますが、それもまた経験です。
今日は絵柄を合わせるドーナツ型の神経衰弱に決定!
似たような色や模様の絵柄を合わせるのが意外と難しいゲームです。
どうやって覚えるのか?
子どもたちの工夫が見られます。
絵柄を「ニョニョロ」や、「パラパラ」など文字のイメージとして捉える子、
景色や風景として覚える子、
似たような食べ物や動物、物に見立てて覚える子、
聞いてみると、覚え方がみんなバラバラ。
同じ物を見ていても、捉え方が多様にあることに改めて気づかされた時間でした。絵柄を見立てて、それぞれの想像を披露しあいながら進み、とっても盛り上がるゲームです!!
最初は乗り気でなかった子も、やってみたら(経験してみたら)楽しかった!
!またやりたい!と気持ちの転換ができ、満足度も高まりました。
意欲がアップすると、次のスケジュール(個別課題)にもとても集中して取り組むことができます。
このように、設定遊びタイムでは、SSTを行いながら、達成感を持って終了し、次の活動へ意欲的に取り組む姿勢が持続できるよう、つながる支援に配慮を行った取り組みを行っています。
設定遊び
教室の毎日
23/04/05 17:12