コロコロと転がってくるボールをキャッチできるかな!?
お友達にボールを転がし、転がってくるボールをキャッチします。
子どもたちは丸くなるように、向かい合って床に座ります。
足を広げてボールをキャッチしやすいように通り道を作ります。
そして、お友達に向かってボールを転がします。
他者に意識を持ってもらうために、お友達の名前を呼び、体を向けてやりとりをするようにしています。呼ばれた名前に反応できているか、転がってくるボールを目で追いかけられているか、そのポイントをおさえて取り組みます。
目で見たものを両手で受けて、両手で投げます。
視覚情報と体の動きを連動させます。
どこからボールがくるのか、どうやって動いてくるのか分からないと、当然受け取ることはできません。
子どもたちがどこを見ているのか、視線を確認するのはとても大切なことです。
また、キャッチするには、ボールを目で追えていても、そのボールのスピードに合わせて両手を動かさなければなりません。体との連動は、大人と一緒に行いながら、少しずつ習得していって欲しいと思います。
私たちは日常生活で、無意識のうちにたくさんの器官を同時に使って生活しています。子どもたちには、様々な方法でアプローチし、たくさん経験を積んでもらい、運動能力向上を目指していきましょう!
コロコロキャッチ
集団療育
24/04/08 18:37