主人の娘に対する期待は変化し…

それからしばらくして、主人に変化が現れたのは、娘が中1の秋、発達検査の結果を聞きに病院へ同行した頃でした。
「俺たちが死んだあと、娘はどうなるんだろう…」「いっそ娘も道連れに…」と落ち込む夫。
Upload By 荒木まち子
それまで「努力すればなんとかなる」とかたくなだった主人が、検査結果を聞いて途端に弱気に。

夫も夫なりに、娘の将来を心配していたんですよね。

ある「お父さん」からのメッセージを読んで…

主人との考え方の違いに悩んでいたとき、あるお父さんブロガーさんから頂いたコメントがあります。

「男性の場合は『社会経験から努力することに意義がある』という思考が先行するのでやむを得ないと思います。

旦那さんが変わっていくには、氷が溶けるように多くの時間と月日を要しますね。」

このコメントを読み、私も「発達障害のある子どもを持つ父親の気持ち」が少しわかったような気がしました。

確かに、娘を厳しく叱っていた頃と比べると、主人の固定観念は氷が溶けるように少しずつ少しずつ変化していきました。

母親に比べ、子どもと接する時間が圧倒的に少ない父親が、子どもの障害を理解し受容するのには長い長い時間が必要なのだと思います。
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