主人の娘に対する期待は変化し…

それからしばらくして、主人に変化が現れたのは、娘が中1の秋、発達検査の結果を聞きに病院へ同行した頃でした。
「俺たちが死んだあと、娘はどうなるんだろう…」「いっそ娘も道連れに…」と落ち込む夫。
Upload By 荒木まち子
それまで「努力すればなんとかなる」とかたくなだった主人が、検査結果を聞いて途端に弱気に。

夫も夫なりに、娘の将来を心配していたんですよね。

ある「お父さん」からのメッセージを読んで…

主人との考え方の違いに悩んでいたとき、あるお父さんブロガーさんから頂いたコメントがあります。

「男性の場合は『社会経験から努力することに意義がある』という思考が先行するのでやむを得ないと思います。

旦那さんが変わっていくには、氷が溶けるように多くの時間と月日を要しますね。」

このコメントを読み、私も「発達障害のある子どもを持つ父親の気持ち」が少しわかったような気がしました。

確かに、娘を厳しく叱っていた頃と比べると、主人の固定観念は氷が溶けるように少しずつ少しずつ変化していきました。

母親に比べ、子どもと接する時間が圧倒的に少ない父親が、子どもの障害を理解し受容するのには長い長い時間が必要なのだと思います。
夫が娘に関心を示さなくなった…私を救ってくれたママ友の一言のタイトル画像

夫が娘に関心を示さなくなった…私を救ってくれたママ友の一言

1人だと不安になる子育て、そして療育。亭主関白な夫はいつも…のタイトル画像

1人だと不安になる子育て、そして療育。亭主関白な夫はいつも…

夫婦で子育て方針が違うときは?「ほかの家庭はどうしてる?」発達障害のある子を育てる4家庭に聞いてみました!のタイトル画像

夫婦で子育て方針が違うときは?「ほかの家庭はどうしてる?」発達障害のある子を育てる4家庭に聞いてみました!

発達障害娘の反抗期問題!医師の言葉をもとに夫婦で実践、「娘が自分で解決策を出せる」ための関わり方のタイトル画像

発達障害娘の反抗期問題!医師の言葉をもとに夫婦で実践、「娘が自分で解決策を出せる」ための関わり方

「療育は必要ない」ASD息子へのスタンスは夫婦で違っても。子どものためにも大切にしたい、パパとの関係のタイトル画像

「療育は必要ない」ASD息子へのスタンスは夫婦で違っても。子どものためにも大切にしたい、パパとの関係

療育支援探しバナー

追加する

バナー画像 バナー画像

年齢別でコラムを探す


同じキーワードでコラムを探す



放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

コラムに対する投稿内容については、株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設、商品及びサービスの利用を推奨するものではありません。投稿された情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。コラムに対する投稿内容は、投稿者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。「やらせ」は発見次第厳重に対処します。