100円ショップは療育グッズの宝庫!我が家の手作りグッズ大公開
ライター:あいちゃんパパ
療育にかかわる教材はどこで手に入れていますか?ネットや市販品以外にも、工夫次第でいい教材を作ることができます。我が家で療育の先生に教えてもらってやっていたことを紹介します。
我が家で役に立ったお手軽療育グッズをご紹介!
私たち夫婦が娘に家庭内療育を始めたのは、2歳半で娘に自閉症の診断がおりた後、3歳になる直前ぐらいからです。このころは、少しずつですが言葉が出てきだしたころでした。
その当時の私たちは、療育に使う教材といってもどのようなものがあり、それがどこで手に入るのか全然見当もつきませんでした。そこで療育の先生から手に入りやすいグッズや簡単に自作出来る教材を幾つか教えていただき、手探りで実践してみました。
実際で我が家で使用した療育グッズを紹介します。
その当時の私たちは、療育に使う教材といってもどのようなものがあり、それがどこで手に入るのか全然見当もつきませんでした。そこで療育の先生から手に入りやすいグッズや簡単に自作出来る教材を幾つか教えていただき、手探りで実践してみました。
実際で我が家で使用した療育グッズを紹介します。
ご褒美を与えるトークンを100円ショップの磁石で簡単手作り
私の記事にたびたび登場する100円ショップ。安い上にアイデアになる商品がたくさんあります。
療育を始めた当時、娘の物の名前や属性が良く分かっておらず、まずは身の回りの物の名前を教える必要がありました。
最初は課題ができるたびにご褒美を与えていました。
しかし、慣れてくると徐々にご褒美を減らしていく必要があります。
とはいえ子どもの療育に対するモチベーションは維持していかなくてはなりません。
発達障害児の療育には、子どもが好ましい行動をするたびにご褒美としてトークンを与え、あらかじめ決めておいた数だけトークンを集めることができたらご褒美を与えるトークンエコノミー法がよく使われるのですが、我が家では画像のトークンを自作しました。
鉄製の平べったい筆箱と磁石を5個買ってきて、課題が1つできるたびに磁石をくっつけさせ、5個付けるとご褒美を貰えるというものです。
これを作ることで、磁石をくっつける楽しさやそれがたまっていく過程が分かり易いこともあり娘のモチベーションも落ちずにすみました。
療育を始めた当時、娘の物の名前や属性が良く分かっておらず、まずは身の回りの物の名前を教える必要がありました。
最初は課題ができるたびにご褒美を与えていました。
しかし、慣れてくると徐々にご褒美を減らしていく必要があります。
とはいえ子どもの療育に対するモチベーションは維持していかなくてはなりません。
発達障害児の療育には、子どもが好ましい行動をするたびにご褒美としてトークンを与え、あらかじめ決めておいた数だけトークンを集めることができたらご褒美を与えるトークンエコノミー法がよく使われるのですが、我が家では画像のトークンを自作しました。
鉄製の平べったい筆箱と磁石を5個買ってきて、課題が1つできるたびに磁石をくっつけさせ、5個付けるとご褒美を貰えるというものです。
これを作ることで、磁石をくっつける楽しさやそれがたまっていく過程が分かり易いこともあり娘のモチベーションも落ちずにすみました。
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また他にも100円ショップのアイテムを療育グッズとして活用していました。例えばプラスチック製の緑・黄・赤色スプーンとフォークをそれぞれ3組買って来て、同色や同形でマッチングさせたりしました。
絵を模倣させるための画用紙や、マッチングに使う色違いの製品、おもちゃの積み木など、100円ショップはアイデア次第で療育グッズの宝庫です。
絵を模倣させるための画用紙や、マッチングに使う色違いの製品、おもちゃの積み木など、100円ショップはアイデア次第で療育グッズの宝庫です。
物の名前を覚えるのに大活躍!「くもんの生活図鑑カード」シリーズ
今でこそ、インターネットでなんでもそろう時代ですが、私たちの頃はまだそこまで普及していませんでした。なので、書店などで「くもん」から出ている「やさいくだものカード」「たべものカード」「のりものカード」(くもんの生活図鑑カード)などを購入し、療育に使いました。
この画像を表示 著者をフォロー 飯塚宗夫 フォロー くだものやさいカード
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このくもんのカードには、カード1枚に1つの絵がまるで写真のように本物そっくりに描かれています。我が家では物の名前付け、カテゴリー分けの練習などに使いました。
・名前付け・・・りんごのカードを1枚机に置いて「りんごはどれ?」→指差しさせる、「これは何?」→「りんご」と答えさせる
・物の区別・・・りんご、みかんのカードを置いて「りんごはどれ?」→どちらかを選ばせる
・カテゴリー分け・・・車、船、飛行機、電車のカードを置いて、「空を飛ぶものは?」と言って飛行機を選ばせる。同様に「水の上に浮かぶもの」「線路の上を走るもの」「陸を走るもの」も。また、やさいくだものカードでは全てのカードを置いて「やさいとくだものに分けて」と言う。
絵がリアルなせいか、このカードでの練習で娘は徐々に物の名前とその機能を理解していきました。
教材はカードでなくても本でもよいのでは?と思われるかもしれません。
しかし、本だと同じページに絵が複数載っていることがあり、子どもが集中できないかもしれません。カードだと、目的の絵だけを教えることができるので分かり易いと思います。
・名前付け・・・りんごのカードを1枚机に置いて「りんごはどれ?」→指差しさせる、「これは何?」→「りんご」と答えさせる
・物の区別・・・りんご、みかんのカードを置いて「りんごはどれ?」→どちらかを選ばせる
・カテゴリー分け・・・車、船、飛行機、電車のカードを置いて、「空を飛ぶものは?」と言って飛行機を選ばせる。同様に「水の上に浮かぶもの」「線路の上を走るもの」「陸を走るもの」も。また、やさいくだものカードでは全てのカードを置いて「やさいとくだものに分けて」と言う。
絵がリアルなせいか、このカードでの練習で娘は徐々に物の名前とその機能を理解していきました。
教材はカードでなくても本でもよいのでは?と思われるかもしれません。
しかし、本だと同じページに絵が複数載っていることがあり、子どもが集中できないかもしれません。カードだと、目的の絵だけを教えることができるので分かり易いと思います。