その「答え」は子育ての中でも…

今、発達障害のある息子を育てながら、私はあのとき自分に起きたことを思い出すのです。息子に「普通になれ」と伝えても、本人はきっと意味が分からない。そもそも「普通」になる必要なんてない。

けれども、周りの人が息子の良い部分をもっと知るためには、適切な行動というのがあるということ。そしてその適切な行動について、私たち親は具体的に伝えていくのが大切だということ。

そして、息子に具体的な行動について伝えるとき、私が常に心掛けていること、それは「私はあなたをもっと知りたいし、もっと話したい」と伝えることです。根本に相手への尊重があってこそ、具体的な行動指針が活きてくるのだと思います。

子どもに適切な行動を促すのは、「普通にしてあげたいから」ではなく、「あなたをもっと知りたい、あなたともっと話をしたい」から。自分の辛かった経験は、その大切さを今でも自分に教えてくれています。
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