【専門家にきく】学習障害(LD)の種類は?

2018/11/21 更新
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「学習障害にはどんな種類があるの?」「漢字とカタカナの名称があるけど、同じ?」「困っていることも違うの?」──そんなことを知りたいとき、専門の先生の解説があると心強いですね。ここでは「学習障害(LD)の種類」について、鳥取大学教授で発達障害を専門とする井上雅彦先生が分かりやすく教えてくれます。(取材/LITALICO発達ナビ編集部)

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井上 雅彦
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執筆: 井上雅彦
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授
LITALICO研究所 客員研究員
応用行動分析学をベースにエビデンスに基づく臨床心理学を目指し活動。対象は主に自閉症や発達障害のある人たちとその家族で、支援のための様々なプログラムを開発している。

Q. 学習障害(LD)にはどんな種類があるのですか?

A. 学習障害(LD)はいくつかの分類法があり、名称や分類はさまざまですが、以下の3つのタイプに大きく分けられます。
・読字障害(ディスレクシア)…読むことの困難
・書字表出障害(ディスグラフィア)…書くことの困難
・算数障害(ディスカリキュリア)…計算の困難、数字の概念
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学習障害は学校などで読み・書き・算数といった学習のメインとなる部分で困りごとに直面することが多いので、その困りごとのタイプによって分類されることが一般的です。人によって程度やあらわれる困りごとはさまざまで、一つだけではなく、重なってあらわれる場合もあります。

また、下の図に示す通り、教育現場や法律、医療の場によっても呼び方や概念が変わり、統一された分類がないのが現状です。

分類や診断名だけにこだわリ過ぎず、困難がどこにあるか、その背景要因によってどのタイプに当てはまるのかを早期に理解し、工夫して対処することが学習障害のある子どもをサポートするためにとても重要です。
学習障害の分類と困りごとの相関
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