「障害」という言葉を耳にすることが多くなってきて…

それから時間は経ち…
2〜3年生になると「障害」という言葉を授業やテレビで聞くことが増え、障害のある人が世の中にいるということを知るようになりました。
障害に関するテーマのテレビ番組を真剣にみるあーさん。いつか発達障害について聞かれるときのことを考える母。
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このときから私は「いつか娘に『発達障害』について話す日がくる…」と考えていました。

どんな状況で聞かれるのか…どんな風に答えようか…想像し、ずっと頭の中でシミュレーションし続けていました。

そして、聞かれたときのために決めていたことがありました。

そのときのため、決めていた3つのこと。

聞かれたら、隠さず言う。

『発達障害』のことを話す最良のタイミングは、聞かれたとき。あまりに幼いときは話す必要はないと思いますが、娘はもう小学生。

専門的な話はしなくても、そういう特性について、言葉を選べば説明していいと考えていました。
発達障害について娘から聞かれたときに気をつけることを頭に浮かべる母。
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話すときは、明るいトーンで。

真剣な顔や暗い表情で話してしまうと、これは悪い話だと思われてしまいます。
話すときは、普段の会話のときと同じトーンで、なるべく表情は変えない!少しでも誤解を与えたくないと思いました。
笑顔で発達障害について話すことを思い浮かべる母。
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説明の中で、この話題がタブーだという印象を与えない。

『発達障害』に対して、「これ以上聞かないで」という対応は絶対したくないと思っていました。聞きたければいくらでも話す、聞いてはダメなことではないと娘に態度で示そうと思いました。
発達障害について娘に聞かれたときのことをイメージする母。
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何度もシミュレーションして、これは絶対に守ろうと決めていたことでした。

シミュレーションは完璧だったはずだけど…

しかし、そのときは思った以上に突然やってきました。まさか、イヤーマフから繋がるとは…!

イヤーマフを購入したときは、そんなこと想像もできませんでした。
イヤーマフをきっかけに発達障害について聞かれたことに、動揺しながらも「答えないと」と思う母。
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あんなにシミュレーションし続けていたのに…いざ聞かれると私の心臓はドキドキ音を立て、動揺が一瞬で全身に広がりました。
しかし、動揺してはいけない!返事に間を空けたら、娘に変に思われる!
と決めていたことを思い出し、自分に気合いを入れ、ついに娘に話すことにしました。

続く…。
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特別支援学級での新生活スタート!娘が戸惑わないように伝えたかった「なんで?」への答え

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「なんで特別支援学級なの?」娘の友達からの質問、どう答える?――伝えたかった親の想いとは

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