自立生活を選ぶ障害者の日常を描いた映画が公開中。デザイン性に優れたバリアフリーグッズや、子どもとおとなが共に創る「あそび場」の紹介も。
ライター:発達ナビニュース
今月のニュースでは、「自立生活運動」をテーマにした映画や、障害のある方たちを応援する雑貨の共同企画などをご紹介!ほかにも、リモートで子どもたちの創作活動を支援する「リモートぐるぐるミックス」など、計3つのニュースを特集!ぜひ秋口にむけて、旬のニュースをチェックしてみてください。
自立生活を選ぶ障害者の日常を描いた映画、『インディペンデントリビング』
大阪にある自立生活センターを舞台にした本作。監督は、自らも介助者として働く田中悠輝さんです。障害当事者からの「自分たちの姿を撮って欲しい」という声を受け、自立支援の現場で3年にわたり撮影を続けました。本作で描かれているのは、病気や事故などによりさまざまな障害を抱えながらも、家族の元や施設ではなく、自立生活を希望する人たちです。
彼らにとって、自立生活は自由を得られる一方、多数のリスクや責任を負うことになります。家族との衝突や介助者とのコミュニケーションでのトラブルなど課題も多く、ときに失敗することもあります。しかし、そんななかでも、自ら決断し着実に変化していく当事者たちの様子が鮮明に描写されています。
“自立生活運動”の現在をテーマにした本作。「自立生活運動は出会った人を元気にし、社会を着実に変えていく力をもつ」と言う監督の田中さん。しかし一方でこれまで、自立生活運動はあまり国内で知られていませんでした。そんななかで「これからが本当に『この運動の価値を伝える』段階になっていきます。」と田中さんは語ります。
今まであまり知られていなかったテーマに踏み込んでいるのが、本作の大きな見どころのひとつです。
【上映情報】
インターネット配信で上映中
※詳しくは公式ホームページをご覧ください
彼らにとって、自立生活は自由を得られる一方、多数のリスクや責任を負うことになります。家族との衝突や介助者とのコミュニケーションでのトラブルなど課題も多く、ときに失敗することもあります。しかし、そんななかでも、自ら決断し着実に変化していく当事者たちの様子が鮮明に描写されています。
“自立生活運動”の現在をテーマにした本作。「自立生活運動は出会った人を元気にし、社会を着実に変えていく力をもつ」と言う監督の田中さん。しかし一方でこれまで、自立生活運動はあまり国内で知られていませんでした。そんななかで「これからが本当に『この運動の価値を伝える』段階になっていきます。」と田中さんは語ります。
今まであまり知られていなかったテーマに踏み込んでいるのが、本作の大きな見どころのひとつです。
【上映情報】
インターネット配信で上映中
※詳しくは公式ホームページをご覧ください
障害のある人たちを、デザインで楽しく応援する!手帳ケースやバリアフリーグッズがフェリシモから発売中!
車いすの女の子を家族に持つ水戸川真由美さんらによる「ブルーナ バリアフリープロジェクト」。フェリシモは、このプロジェクトの「〜こころのボーダーをなくそう!〜すべての人が共存するやさしい環境をめざす」というコンセプトに共感し、障害のある人たちを応援する雑貨を共同企画しました。
汚れから手帳を守り、両面窓で提示も楽な障害者手帳ケースや、カーステッカーなど、ブルーナのイラストを使った素敵な商品が目白押しです。デザイン性だけでなく、機能性も抜群で、絵本のようなA4ファイルポーチはメッシュ素材で中が見やすいなど、日常使いに優れています。
また9月中旬には、伸縮性のある素材とかかとのない仕様で、幅広いサイズに対応するバリアフリーな靴下が発売開始!イレギュラーなサイズの多い車いすのお子さまを持つママたちの声で生まれました。
いずれもフェリシモのオンラインショップから、お買い求めいただけます。
※詳しくはホームページをご覧ください
汚れから手帳を守り、両面窓で提示も楽な障害者手帳ケースや、カーステッカーなど、ブルーナのイラストを使った素敵な商品が目白押しです。デザイン性だけでなく、機能性も抜群で、絵本のようなA4ファイルポーチはメッシュ素材で中が見やすいなど、日常使いに優れています。
また9月中旬には、伸縮性のある素材とかかとのない仕様で、幅広いサイズに対応するバリアフリーな靴下が発売開始!イレギュラーなサイズの多い車いすのお子さまを持つママたちの声で生まれました。
いずれもフェリシモのオンラインショップから、お買い求めいただけます。
※詳しくはホームページをご覧ください
子どもとおとなが共に創る「あそび場」
一般社団法人谷中のおかってが運営する「ぐるぐるミックス」は、たくさんの出会いのなかで、子どもとおとなが一緒になって「あそび」を生み出す創作教室。いつもは教室を拠点 に、地域やご家庭と連携しながら、子どもたちの日常の延長線上に、子どもたち一人ひとりにあったもうひとつの「あそび」の習慣をつくっていくことができる環境を提供しています。
今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、zoomを使って「リモート版ぐるぐるミックス」という活動を実施中です。
リモート版ぐるぐるミックスは、オンライン上でおとなと子どもが一緒に遊べるアトリエの時間です。
アーティストのアイデアが詰まった「ぐるぐるキット」が事前に参加者一人ひとりのお家に届き、そのキットを使って、アーティストの講師と一緒に作品を作ったり試行錯誤を楽しんだりすることができます。
また、今までは4,5歳の子どものみが対象でしたが、9月からは「ダイバーシティ枠」という、年齢不問で、障害がある子どもも参加しやすい枠を設けるそう!
以下は秋開催で実施予定のプログラムです。
<秋開催のプログラム>
1)9/26(土) オリエンテーション +「みてみてツール」
2)10/10(土) 「飛んで!フェンフェン」
3)10/24(土) 「ひたすらぷすぷす♪」
4)11/7(土) 「不思議生物じゃーしの旅」
5)11/21(土)「ナガイさんの帯紙(おびがみ)」
6)12/5(土) 「アルミホイルで乾杯!」
開催概要や募集要項など、詳細はホームページをご覧ください。
今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、zoomを使って「リモート版ぐるぐるミックス」という活動を実施中です。
リモート版ぐるぐるミックスは、オンライン上でおとなと子どもが一緒に遊べるアトリエの時間です。
アーティストのアイデアが詰まった「ぐるぐるキット」が事前に参加者一人ひとりのお家に届き、そのキットを使って、アーティストの講師と一緒に作品を作ったり試行錯誤を楽しんだりすることができます。
また、今までは4,5歳の子どものみが対象でしたが、9月からは「ダイバーシティ枠」という、年齢不問で、障害がある子どもも参加しやすい枠を設けるそう!
以下は秋開催で実施予定のプログラムです。
<秋開催のプログラム>
1)9/26(土) オリエンテーション +「みてみてツール」
2)10/10(土) 「飛んで!フェンフェン」
3)10/24(土) 「ひたすらぷすぷす♪」
4)11/7(土) 「不思議生物じゃーしの旅」
5)11/21(土)「ナガイさんの帯紙(おびがみ)」
6)12/5(土) 「アルミホイルで乾杯!」
開催概要や募集要項など、詳細はホームページをご覧ください。
発達障害におけるグレーゾーンとは?特徴や注意すべきポイントなどを紹介します!【専門家監修】
過集中とは?ADHD(注意欠如多動症)やASD(自閉スペクトラム症)との関連【専門家監修】
ASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)の違いは?こだわりはどちらの特徴?【専門家監修】