「給与ってこんなに低いの…?」ADHD息子の経済的な自立の見通しが立った、給与以外の収入〇〇とは?

ライター:LITALICOライフ
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発達障害のあるお子さまを持つご家庭においては、将来の仕事や住まいが心配、というお声も多いようです。LITALICOライフの無料で参加できる勉強会「発達障害がある子の親なきあとの自立」では、発達障害のある子どもの働き方や住まい、経済的な計画などについて解説しています。

わが子の働き方を調べる中で、収入の低さに不安が募り…

LITALICOライフの勉強会について、ある高校2年生のお子さんのお母さまの体験ストーリー仕立てでご紹介します。

うちの子は、高校2年生。ADHDと軽度知的障害の診断を受けており、高校からは特別支援学校の高等部に在籍しています。

卒業後の進路にはさまざまな選択肢がある中で、ひとまず就職について調べていると、障害者雇用や就労継続支援A型・B型などの働き方は、平均収入が想像よりも低く不安を感じました。
働き方によっては平均収入が想像よりも低く不安を感じる保護者のイメージ
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「この収入だけで、本当にわが子は自立できるようになるのだろうか……」

そう思った私は、働き方以外にも住まいや仕事以外の収入の選択肢についても調べてみました。ただ、「グループホーム」や「障害年金」など理解するのが難しい用語も多く、結局のところ何にいくらかかるのかが具体的に分からず、かえって不安が増します。

どうにかしなければとネットで情報を集めていたある日、「発達障害がある子の親なきあとのお金と自立」という勉強会を目にしました。わが子が将来自立するためにどんな選択肢があるのか、それぞれの具体的な費用などについて整理できる勉強会らしく、ちょうど興味がある内容です。

無料で、オンラインで気軽に参加できるようだったので、参加することにしました。

わが子の自立に向けて今からできる準備を整理できる!

勉強会では、障害者雇用や就労継続支援A型・B型などの「働き方」の選択肢だけでなく、いずれ子どもが実家を出た後に必要になるグループホームなどの「住まい」の選択肢についても、実際の事例を交えて基本的な情報から具体的な金額例まで、分かりやすく解説してくれました。

ほかにも、仕事以外の収入の選択肢としての「障害基礎年金」や、お金を管理する制度の「成年後見制度」など、いつか必ず通る道である「親なきあと」にわが子が受けられる支援制度についての理解も深めることができました。

勉強会に参加したことで、働き方や住まいの選択肢を組み合わせたときの収入と支出のバランスを具体的にイメージできるようになり、将来への不安もかなり少なくなりました。
発達障害があるわが子の「働き方」「住まい」について理解を深められている様子
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また、わが子の場合は「障害者雇用」と「グループホーム」、「障害基礎年金」をかけ合わせれば自立して生活できそうなことが分かったので、将来の自立に向けて今からできる準備を少しずつ始めたいと思います。

発達障害のある子どもの将来の自立に特化して分かる!

LITALICOライフの保護者さま向け勉強会「発達障害がある子の親なきあとのお金と自立」は、発達障害のあるお子さまの仕事や住まい、お金について、具体的な選択肢を知ることのできる勉強会です。
チャットで気になることを専門家に直接質問できたり、勉強会の参加者は無料の個別面談を受けることもでき、お子さま一人ひとりにあった情報を手に入れることができます。

【こんな情報が分かる!】
・障害者雇用の選択肢と特長
・自立後の住まいの選択肢と特長
・親なきあとのお金の管理方法

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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。

※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。

知的発達症
知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。

ADHD(注意欠如多動症)
注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。
ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。

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