人づき合いに苦労した中学~高校の頃

自分から誰かの行動を非難したりすることはありませんでしたが、苦手な人とのつき合い方に娘は苦労していました。特に押しが強い相手やしつこい相手との距離の取り方は、受動型の娘にはとても難しかったようです。学校という狭い世界の中では避けることができないケースもあり、将来のためにと親や学校の先生方がアドバイスをしたり、時には間に入って手助けをしたりしていました。

社会人になってからは

学生時代に比べ社会人になると周りも大人ですし、人間関係もドライになります。娘は社内でルール違反をする人が気になったこともあったようですが(特にメンタルが不安定な時)職場での困り事は自らジョブコーチに相談をしていました。

周りが介入できないSNS上のトラブル

入社してしばらくして娘はSNS上のトラブルが原因で体調を崩しました。どうやらSNS上で“間違った発言や行動をしていると娘が感じる人”の様子を目にして憤りを感じていたのだそうです。SNSを見なければ良いだけなのに一度気になってしまうとその人のことが気になって仕方がなくなってしまうようでした。

娘はもう、親がスマートフォンを取り上げることができるような年齢ではありません。
私たちは時間をかけて娘自身が理解できるように話をし、最終的に本人が納得したうえでインターネットに制限をかけることにしました。

しかしながら体調が戻って一年ほどすると娘は「もう平気。今回は大丈夫だから」とインターネットの利用制限の解除を求めてきました。そして再びインターネット上のトラブルが原因で体調を崩してしまいました。
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