「癇癪が不安で外食もできない…」感覚過敏のあるASD5歳息子の癇癪を減らす秘策とは?

ライター:LITALICOライフ
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LITALICOライフ
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発達障害のあるお子さまを育てるご家庭においては、「毎日子どもの癇癪(かんしゃく)に振り回されてヘトヘト」というお声も多いようです。LITALICOライフの無料で参加できる勉強会「お子さまの『かんしゃく』が起きる理由と今からできること」では、子どもの癇癪が起きる理由とその手立てなどについて解説しています。

こだわりの強い子どもの顔色ばかりうかがって…

LITALICOライフの勉強会について、ある年長さんのお子さんをもつお母さまの体験ストーリー仕立てでご紹介します。

もうすぐ6歳になる息子は幼稚園の年長さん。半年前にASD(自閉スペクトラム症)の診断を受けています。
最近はこだわりも一段と強くなり、一度癇癪を起こすと泣いて暴れ、時には30分以上手がつけられなくなることも……。

先日、家族で食事をしているときも、些細なことからまた息子が癇癪を起こしてしまいました。

日中の遊び疲れも重なったのか、いつも以上に暴れ方がひどく、もう食事どころではありません。店員さんに頭を下げ、お客さんたちの冷たい視線を浴びながら、泣き叫ぶ息子を抱えて逃げるように帰宅しました。
外出先で癇癪を起こす発達障害の息子
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「外出のたびにこれでは、私の気力と体力がもたない……」

そもそもこの癇癪は年相応のわがままだから叱った方がよいものなのか、それとも発達障害の特性で何かしら特別な対応をすべきものなのかもよく分からず……。

この状況をどうにかしたいとネットで解決策を調べていると、「お子さまの『かんしゃく』が起きる理由と今からできること」という勉強会を目にしました。子どもの癇癪が起こる理由と対応のコツについて知ることができる勉強会らしく、ちょうど興味がある内容です。

無料で、オンラインで気軽に参加できるようだったので、実際にLITALICOライフの勉強会「お子さまの『かんしゃく』が起きる理由と今からできること」に参加することにしました。

癇癪が起こる理由と対応のコツが分かる!

勉強会では、なぜ子どもが癇癪を起こすのかといった、癇癪が起きる背景を理解するところから始まりました。応用行動分析学では癇癪が起きる理由は大きく4つに分けられ、それぞれ具体例を交えつつ基本的な情報から分かりやすく解説してくれました。

ほかにも、癇癪が起こった時の対応として「興奮を引き起こす刺激をなくす」ことや「落ち着くことにつながる活動をさせる」ために、具体的に何をすればよいのかも知ることができました。どれも今日からすぐに役立ちそうなことばかりです。
癇癪が起こった時の具体的な対処法
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また、勉強会の中で出てきた「癇癪は保護者のせいではない」という講師の言葉にとても救われる思いでした。

息子の場合、こだわりが強く嫌なことから逃れるための行動として、癇癪が起こっている可能性があるようなので、本人のできることを少しずつ増やすことで、興奮しにくく落ち着くことができる良いサイクルを促していきたいです。

さっそく勉強会で学んだことを夫ともシェアして、家族で息子と向き合っていきたいと思います。

発達障害のある子の「癇癪」に特化して分かる!

LITALICOライフの保護者さま向け勉強会「お子さまの『かんしゃく』が起きる理由と今からできること」は、お子さまの特性や性格を理解し、癇癪が起こる理由とその対応について知ることのできる勉強会です。
チャットで気になることを専門家に直接質問できたり、勉強会の参加者は無料の個別面談を受けることもでき、お子さま一人ひとりに合った情報を手に入れることができます。

【こんな情報が分かる!】
・お子さまの困りごとの背景を整理する
・癇癪が起こる理由と対応のコツを解説
・予防的に今から取り組めること

かんしゃくが起きる理由と対策
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。

※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。

ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。

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