幼稚園から帰ってくる長男は毎回ボロボロの状態。幼稚園生活に慣れたのは……
こんな調子で毎朝何とか幼稚園に送り出しますが、あっという間に帰宅時間はやってきます。バス停へ迎えに行くと、まだ完全にトイトレも完了していなかった長男は毎回お漏らしをして、制服がびっしょりの状態でした。さらにはマスクも嫌がって咥えてしまうようで、びっしょりのマスクと共に帰ってきました。
しかも、疲れて帰りのバスの中で眠ってしまうようで、バス停に着き起こされて不機嫌になった長男を、毎回抱っこして帰っていました。
しかも、疲れて帰りのバスの中で眠ってしまうようで、バス停に着き起こされて不機嫌になった長男を、毎回抱っこして帰っていました。
私は毎日毎日制服を手洗いしつつ、そんなボロボロの状態で帰ってくる長男が気の毒で罪悪感に包まれ、早く幼稚園生活に慣れて楽しんでくれる日が来てほしいと願っていました。
しかし、慣れてきたかな? と思うと週末や連休でリセットされ……ということを繰り返し、結局長男が幼稚園生活に慣れるまでには、入園から2ヶ月くらいかかったのでした……。
しかし、慣れてきたかな? と思うと週末や連休でリセットされ……ということを繰り返し、結局長男が幼稚園生活に慣れるまでには、入園から2ヶ月くらいかかったのでした……。
執筆/プクティ
(監修:森先生より)
どんな子どもでも新しい環境に入る時は期待半分、不安半分で戸惑うものです。プクティさんがお子さんの様子をあたたかく見守りながら適切なサポートをしてくれたので、お子さんは、はじめのうちは苦労しながらも、しっかりと幼稚園に慣れていくことができましたね。
発達に偏りのあるお子さんの場合、聴覚過敏などの感覚過敏があったり、集団行動をしなければいけない理由が分からなかったりすることや、自分の気持ちを表現するのが難しく、困った時に先生に助けを求められないといった傾向があります。そのため、幼稚園に慣れるのに時間がかかることも少なくありません。
どうしても行けなくてお休みする日もあるかもしれません。家庭でも習い事でも療育の場でもいいので、「幼稚園以外のコミュニティ」でのびのびと過ごせる場所を確保することがとても大切です。お子さんにとって精神的な安全基地があると、新しい環境で感じるストレスを乗り越えるための気力が出てくるのです。
どんな子どもでも新しい環境に入る時は期待半分、不安半分で戸惑うものです。プクティさんがお子さんの様子をあたたかく見守りながら適切なサポートをしてくれたので、お子さんは、はじめのうちは苦労しながらも、しっかりと幼稚園に慣れていくことができましたね。
発達に偏りのあるお子さんの場合、聴覚過敏などの感覚過敏があったり、集団行動をしなければいけない理由が分からなかったりすることや、自分の気持ちを表現するのが難しく、困った時に先生に助けを求められないといった傾向があります。そのため、幼稚園に慣れるのに時間がかかることも少なくありません。
どうしても行けなくてお休みする日もあるかもしれません。家庭でも習い事でも療育の場でもいいので、「幼稚園以外のコミュニティ」でのびのびと過ごせる場所を確保することがとても大切です。お子さんにとって精神的な安全基地があると、新しい環境で感じるストレスを乗り越えるための気力が出てくるのです。
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
知的発達症
知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
知的発達症
知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。
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