まとめ

起立性調節障害は10~16歳の思春期に多く、自律神経が乱れることでさまざまな症状が表れる疾患です。症状は朝起きられない、めまい、頭痛などがあり、不登校の子どものうち3~4割は起立性調節障害があるとも言われています。

起立性調節障害は小児科や循環器内科、脳神経内科などで診てもらうことができ、薬物療法や生活リズムの改善などを通して治療していきます。

起立性調節障害の影響で学校に行けないという場合は、学校とも相談して午後からの登校、別室登校などの配慮を受けることもできます。起立性調節障害の治療期間は数ヶ月から数年と長くかかることがあるため、長い目で見ながら進めていくといいでしょう。
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。

※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。

SLD(限局性学習症)
LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。
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