まとめ
お子さんによっては、普段と違う慣れない状況そのものが不安だったり、感覚特性により集団活動の負担が大きかったり、活動のルールが分からず参加しづらかったりすることもあります。
行事や練習への参加を嫌がる場合には、「参加する・しない」の選択というよりは、嫌がる理由を聞いて、参加しやすい工夫を考えていくことが大切です。先生と連携しながら「少しサポートがあればできること」の幅を少しずつ増やしていけるといいでしょう。
支援や工夫がないままに“無理やり”参加ということになると、お子さんにとっては「嫌だった経験」となり、次の行事も前向きに考えにくくなるかもしれません。環境調整やさまざまな工夫をすることによって参加しやすくなることや、部分的な参加でも「良かった・楽しかった」経験になると、お子さんの自信につながります。
園や学校での行事は、やはり先生との連携も必要になってくるため、お子さんの嫌がる様子がみられるときには、家庭だけで抱えずに先生に相談することも大切です。
行事や練習への参加を嫌がる場合には、「参加する・しない」の選択というよりは、嫌がる理由を聞いて、参加しやすい工夫を考えていくことが大切です。先生と連携しながら「少しサポートがあればできること」の幅を少しずつ増やしていけるといいでしょう。
支援や工夫がないままに“無理やり”参加ということになると、お子さんにとっては「嫌だった経験」となり、次の行事も前向きに考えにくくなるかもしれません。環境調整やさまざまな工夫をすることによって参加しやすくなることや、部分的な参加でも「良かった・楽しかった」経験になると、お子さんの自信につながります。
園や学校での行事は、やはり先生との連携も必要になってくるため、お子さんの嫌がる様子がみられるときには、家庭だけで抱えずに先生に相談することも大切です。
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
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