その他精神障害者保健福祉手帳で受けられる割引一覧

鉄道運賃以外にも精神障害者保健福祉手帳で受けられる割引はたくさんあります。主なものを紹介します。

鉄道以外の交通機関の割引は以下となります。
飛行機
ANA:本人と介護者に割引きあり
https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/flight_service_info/assist/discount/
JAL:本人と介護者に割引きあり
https://www.jal.co.jp/jp/ja/dom/fare/rule/discount/
スカイマーク:本人と介護者に割引きあり
https://www.skymark.co.jp/ja/fare/hf.html
タクシー
各社:基本的に1割引
https://www.city.meguro.tokyo.jp/shougaishien/kenkoufukushi/shougaisha/takusiiwaribiki.html
路線バス
東急バス:普通運賃は5割引、定期券は3割引(介護人の方は適用条件あり)
https://www.tokyubus.co.jp/route/ticket/fare/disability.html
名鉄バス:普通運賃・回数運賃につき1級・2級は本人と介護者が5割引、3級は本人のみ5割引
https://www.meitetsu-bus.co.jp/rosen/ticket/disabled
神奈川中央交通:本人と介護者が5割引
https://www.kanachu.co.jp/bus/route/route-fare.html
高速バス
WILLER EXPRESS:特定のプランで5割引(必要性が認められると介護者も5割引)
https://travel.willer.co.jp/guide/reservation/handycap_bus.html
HEARTSエクスプレス:本人と介護者が5割引
https://www.heartsmobility.com/campaign.html?PHPSESSID=ebp5bchdt13s2pmrgj2d41i0lo
そのほかの割引
・駐車場の利用料
・文化施設(水族館、動物園、美術館、博物館など)の利用料
・レジャー施設、スポーツ施設、公園の利用料
・テーマパーク等の入園料
・携帯電話、通信サービスの料金
・所得税や相続税など税金の控除
・金融機関での貯蓄の利子への非課税(マル優)
・NHK放送受信料や電話番号案内(104番)の減免(※電話番号案内は2026年3月31日をもってサービス終了となります)

ここで紹介したのは精神障害者保健福祉手帳に関する割引きなどです。障害者手帳の種類や等級により内容が異なる場合があります。
また、自治体独自に割引などのサービスを行っている場合がありますので、お住いの自治体の公式サイトや障害福祉窓口でご確認ください。
参考:障害者手帳の等級・障害支援区分障害等級別サービス一覧表・各種早見表|江戸川区
https://www.city.edogawa.tokyo.jp/documents/7019/itirannhyou_p1_13.pdf

精神障害者保健福祉手帳で受けることができる制度を知って活用していこう

2025年4月より精神障害者保健福祉手帳での鉄道運賃の割引が拡充されました。長い間身体障害者手帳と療育手帳のみが対象だったので、大きな転換点といえるでしょう。また、鉄道運賃以外にも割引や減免などの制度があります。医療や療育などにかかる費用の助けとなるため、どのような制度があるか知って活用していくといいでしょう。

また、今後も精神障害者保健福祉手帳を持っている方への割引などは拡大していくことが考えられます。お住いの自治体や利用するサービスの公式サイトなどで情報を集めておくといいでしょう。
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。

※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。

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