激しい人見知りと場所見知り。いつまで続く?
この激しい人見知りと場所見知りは3歳頃まで続きました。言葉でのコミュニケーションがとれるようになっても、たーちゃんの不安の強さは変わりませんでした。子どもが喜びそうな遊び場についてすぐ、入り口で「いかない!」とUターンしたことも何度もありました。
しかし、その頃にはたーちゃんの扱いにも慣れてきましたし、「たーちゃんも周りの人も無理をしない」をモットーにしていたので、悲しんだり怒ったりせずにすぐ切り替えて別の場所で遊ぶように予定を変更したり帰宅していました。
それでも、「どこにも出かけられない」、「誰とも会えない」、「出かけた先で『癇癪を起こさないだろうか?』といつも心配になる」……そんなマイナス思考になってしまう時が私にもありました。
それでも、「どこにも出かけられない」、「誰とも会えない」、「出かけた先で『癇癪を起こさないだろうか?』といつも心配になる」……そんなマイナス思考になってしまう時が私にもありました。
わが家は想像していたより長く人見知りと場所見知りと付き合うことになりました。それに、5歳の今でも初めての場所では緊張しやすいですし、久しぶりに会う人とはあまり話そうとしません。
けれど、時間をかけて、徐々に、確実に良くなっていきました。激しい人見知りと場所見知りに付き合う保護者の方は大変かと思いますが、お子さんも保護者の方も無理せずに過ごせれば……と思います。
けれど、時間をかけて、徐々に、確実に良くなっていきました。激しい人見知りと場所見知りに付き合う保護者の方は大変かと思いますが、お子さんも保護者の方も無理せずに過ごせれば……と思います。
執筆/みかみかん
(監修:藤井先生より)
徐々に確実に良くなってきた激しい人見知りと場所見知りのコラムをありがとうございます。きっと、このコラムを読むことで、私一人だけではないのだと、人見知りと場所見知りが激しくて、対応に苦慮されている親御さんの励みになったと思います。すぐには解決するわけではないですが、お子さんの成長とともに、また、場所見知りがありながらもさまざまな場所に行って経験を重ねることで、少しずつ、少しずつ症状は軽減していきます。声かけや、視覚的な支援での見通しを立てたりすることで、落ち着いて過ごせる時間、場所が長くなっていくお子さんもいます。人見知り、場所見知りが激しくて、日常生活に大きく影響がある場合には、興奮を和らげる漢方薬などを検討されても良いでしょう。
徐々に確実に良くなってきた激しい人見知りと場所見知りのコラムをありがとうございます。きっと、このコラムを読むことで、私一人だけではないのだと、人見知りと場所見知りが激しくて、対応に苦慮されている親御さんの励みになったと思います。すぐには解決するわけではないですが、お子さんの成長とともに、また、場所見知りがありながらもさまざまな場所に行って経験を重ねることで、少しずつ、少しずつ症状は軽減していきます。声かけや、視覚的な支援での見通しを立てたりすることで、落ち着いて過ごせる時間、場所が長くなっていくお子さんもいます。人見知り、場所見知りが激しくて、日常生活に大きく影響がある場合には、興奮を和らげる漢方薬などを検討されても良いでしょう。
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
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