「やってみたい」という気持ちが自信に
放デイでのバトルは勝ったり負けたりしているようですが、スバルは勝敗に関係なく「一緒にできて楽しい」と言っています。初めてするゲームのルールが苦手なことは今も変わりませんが「やってみたい」という気持ちが形になったことが大きな自信になりました。
きっと次にやってみたい遊びができても「ちょっと練習してみようかな」と前向きに考えられるようになったと思います。スバルは今年の夏休み、いとこたちとバトルすることを楽しみにしています。私も優勝を狙っています。
きっと次にやってみたい遊びができても「ちょっと練習してみようかな」と前向きに考えられるようになったと思います。スバルは今年の夏休み、いとこたちとバトルすることを楽しみにしています。私も優勝を狙っています。
執筆/星あかり
(監修:室伏先生)
心温まるエピソードを共有してくださり、ありがとうございます。スバルくんが自分なりのペースで「やってみたい」という気持ちを取り戻し、成功体験を積み重ねていく過程、とても素敵でした。ご家族がスバルくんの「できない」「分からない」といった気持ちに丁寧に寄り添われ、無理に押しつけることなく、タイミングを待ち、興味の芽を大切に育ててこられた姿勢は、お子さんの主体性を大切にした、あたたかい支援のあり方だと感じました。「今ならやってみたい」という気持ちが自然に育ち、自らルールを知ろうとする姿勢に変化していったのは、まさに内発的な動機づけが芽生えたことを示す、大きな成長の証です。
自己効力感は、「やってみたらできた」「分かって楽しかった」「一緒にできて嬉しかった」といったポジティブな経験の積み重ねによって育まれます。こうした経験は、今後の新しいチャレンジに対する心理的ハードルを下げ、社会性や対人関係の発展にもつながっていきます。これからもご家族の温かなまなざしの中で、スバルくんがさらに自信を育み、いろいろな「やってみたい!」に出合っていけることを願っています。
(監修:室伏先生)
心温まるエピソードを共有してくださり、ありがとうございます。スバルくんが自分なりのペースで「やってみたい」という気持ちを取り戻し、成功体験を積み重ねていく過程、とても素敵でした。ご家族がスバルくんの「できない」「分からない」といった気持ちに丁寧に寄り添われ、無理に押しつけることなく、タイミングを待ち、興味の芽を大切に育ててこられた姿勢は、お子さんの主体性を大切にした、あたたかい支援のあり方だと感じました。「今ならやってみたい」という気持ちが自然に育ち、自らルールを知ろうとする姿勢に変化していったのは、まさに内発的な動機づけが芽生えたことを示す、大きな成長の証です。
自己効力感は、「やってみたらできた」「分かって楽しかった」「一緒にできて嬉しかった」といったポジティブな経験の積み重ねによって育まれます。こうした経験は、今後の新しいチャレンジに対する心理的ハードルを下げ、社会性や対人関係の発展にもつながっていきます。これからもご家族の温かなまなざしの中で、スバルくんがさらに自信を育み、いろいろな「やってみたい!」に出合っていけることを願っています。
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
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