はさみがうまく使えない

そろそろはさみ使えるようになりたい……ハサミを使えるようになるためには、手の開閉(グーパー)と左右の手の協調動作が必要となります。

12384 view

ハサミに慣れていない場合は、持つのも、開いたり閉じたりするのも一苦労です。手の動きをサポートしてくれるハサミを使って、手の動きを練習していきましょう。
ルール・準備物
Casta ・紙
開く、閉じる、という動作を市販のサポートアイテムを使って練習してみましょう
ハサミの刃を開いたり閉じたり…この「手の動き」が苦手なときは、どうする?の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
ここでは、Casta(カスタ)というハサミをご紹介します。

Castaの特徴は、普通のハサミと違い、柄に指を通さず押すだけで刃の開閉ができます。

刃の開閉のために、親指と他の4本の指を押したり開いたりすることで、ハサミの手の動きを練習できます。お子さんはこの動きだけで紙を切ることができるので、練習し始めの達成感や自信につながるアイテムです。
ワンポイント
お子さんが自分で手を動かし、紙が切れていく様子を理解すると「もっとやってみたい」とハサミへの取り組む意欲が増えていくでしょう。もし開閉の動きが難しかったり苦手だったりした場合には、ハサミ自体が嫌いになってしまうかもしれません。苦手意識をもっており、やりたくない活動になっていたら、ぜひ試してみてくださいね。
長谷川刃物 HARAC カバー付きはさみ Casta D-CASTA-P ピンク
ほかの工夫
監修者
高畑 脩平 先生
白鳳短期大学 リハビリテーション学専攻 作業療法学課程 講師 奈良教育大学特別支援教育研究センター 研究員 奈良県障害者総合支援センター 作業療法士
当サイトに掲載されている情報、及びこの情報を用いて行う利用者の行動や判断につきまして、正確性、完全性、有益性、適合性、その他一切について責任を負うものではありません。また、掲載されている感想やご意見等に関しましても個々人のものとなり、全ての方にあてはまるものではありません。
『学習・工作』TOPへ戻る >