発達ナビユーザーへおすすめの自著1冊:『かがやけなないろキッズ ~発達障害すくすくサポートアドバイス』(新美妙美 著)

発達障害のあるお子さんに対して「この子の個性をどう伸ばそう?」「日々の困りごとにどう対応しよう?」と悩むことはありませんか?小児科医・新美妙美先生による本書は、そんな保護者や支援者の皆さんのためのヒントが満載です。

「ASD(自閉スペクトラム症)」や「ADHD(注意欠如多動症)」にみられる特性による行動の理由を丁寧に解説し、お子さんの魅力を引き出す関わり方や生活に役立つ工夫を、年代別・シーン別に具体的に紹介しています。見通しを立てることで安心感につながる「視覚支援グッズ」の作り方もイラストで解説されており、すぐに実践に活かせるところもうれしいポイントです。

お子さん一人ひとりの「なないろ」の個性を尊重し、成長をサポートするためのヒントが満載の本書は、日々の支援に迷ったときに、きっと心強い指針となるはずです。

【新美先生のおすすめポイント】子どもの個性が輝く日々を、安心して歩んでいけるように

わが子が発達障害と診断されて戸惑っている親御さんに、「発達障害のある子の子育てって、めっちゃ楽しいよ、いとおしいよ、全然安心して育てていけるよ!」という思いを込めて書きました。

ASD(自閉スペクトラム症)やADHD(注意欠如多動症)の特性のある子どもたちのユニークな魅力、独特な行動や発言の背景の解説と、日常生活に使える視覚支援によるコミュニケーションの工夫、学校との関係づくりなどを詰め込みました。子どもの個性が輝く日々を、安心して歩んでいけるよう応援します。
『かがやけなないろキッズ ~発達障害すくすくサポートアドバイス』(新美妙美 著)
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まとめ

新美妙美先生が選んだ3冊は、発達障害のあるお子さんを持つ保護者、支援者、そして当事者の方々にとって、心に響くメッセージと具体的なヒントを与えてくれます。

学校生活での困難を子どもの問題として捉えるのではなく、学校のあり方そのものを見つめ直す視点、発達障害のある子どもたちへの支援において子どもたちの感じ方や個性に寄り添うことへの重要性、そして特性のある子どもの子育てが「楽しく、いとおしいもの」であるという温かいメッセージと共に、具体的な支援方法を通じて、親子が安心して日々を歩んでいけるようにと心強い応援を感じるこれらの書籍は発達障害のある子どもたちが自分らしく輝くための羅針盤となるでしょう。
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。

※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。

ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。

ADHD(注意欠如多動症)
注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。
ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
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