声のかけ方を実践で学んでいくために……

もしかしたら、お友だちと遊びたいのに声のかけ方が分からない……という可能性もあるので、放課後等デイサービスの先生と、これらのことを共有。活動の中で、自分からお友だちの輪の中に入りたい時の伝え方をサポートしていただけることになりました。
放課後等デイサービスで声かけのサポートをしていただくように
放課後等デイサービスで声かけのサポートをしていただくように
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ゆうきは学校や放課後等デイサービスで、1人でいても楽しそうに過ごすそうなので、無理にお友だちと遊ぶ必要はないのかもしれませんが、もしも自分が友だちと「遊びたい」と思った時に声をかける方法を知っていると楽になると思いました。これからも支援者のみなさまに支えていただきながら実践していくことで、、ゆうきの経験に繋がるといいなと願っています。
執筆/ゆきみ

(監修:新美先生より)
お友だちに自分から声をかけにくい息子さんの変化について詳しく聞かせてくださりありがとうございます。
「お友だちにあまり興味がないのかも」と思っていたのに、「一緒に遊びたい」という気持ちが芽生えていた——その変化に気づいた時のうれしさは、親として本当に心に残るものですね。
自分から声をかける、遊びに誘うというのは、実はとても高度なスキルです。相手の様子を見てタイミングを計る必要があり、同じように声をかけても、うまくいく時もあればそうでない時もあります。声のかけ方もどうしたらいいか分からず、固まってしまうこともあるでしょう。
放課後等デイサービスなどで、相手の子どもの様子も分かる大人がそばでサポートしながら、「誘い方」「断られたときの気持ちの立て直し」「次のチャンスのつかみ方」を一緒に練習してもらえると、少しずつ成功体験が積み重なり、自信へとつながっていきますね。無理をし過ぎず本人のペースでよい経験を積んでいけるといいですね。
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https://h-navi.jp/column/article/35030765
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。

※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。

ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
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