「宝箱のような動画なので、ぜひ皆さんにご視聴いただきたい」ーー阿部利彦先生

対談では大会会長である阿部利彦先生がファシリテーターをつとめた
対談では大会会長である阿部利彦先生がファシリテーターをつとめた
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ーーこちらの講演では大会会長である阿部先生がファシリテーターをおつとめになりました。お二人のお話を聞いての思いや、講演の見どころなどについて一言いただけますでしょうか。

阿部利彦先生:本田先生、沖田先生との対談でファシリテーターを担当させていただき、大変充実した時間を過ごさせていただきました。本田先生のお話をうかがうと毎回新たな気づきがあります。このコラムでも本田先生がおっしゃっていますが、その子の「好き」なことを支援にいかそうとするのではなく、その子の「好き」をぜひ見守ってほしいと思っています。

また本田先生×沖田先生の対談はとても面白くて「確かに」「なるほど」「そうだったのか」といろいろな感情がわいてきて「アッ」という間です。沖田先生が、子どもの頃大人に「気をつけろ」とよく言われたけれど「どう気をつけたらいいか分からない」「自分では気をつけたつもりでも、大人には理解してもらえなかった。気をつけたかどうかは大人が決めるのでどうしようもない」とおっしゃっていて、「本当にそうだなあ」と思いました。子どもへの「言葉かけ」をあらためて考えさせられました。とにかく宝箱のような動画なので、ぜひ皆さんにご視聴いただきたいと思います。
一般公開講演会の内容は、アーカイブで視聴ができます。
アーカイブ視聴の申し込み詳細は日本LD学会第34回大会Webサイトをご確認ください。
※ボタンをクリックすると日本LD学会第34回大会公式Webサイトに遷移します
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。

※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。

ADHD(注意欠如多動症)
注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。
ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。

SLD(限局性学習症)
LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。
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