写真へのこだわりが育んだ、新たな意欲

さらに最近では「映え」を気にするようになってきた?長男りー。撮影するときにはふわふわの雪を上に投げてみたり、背景にもこだわったりと、演出に余念がありません。また、砂利を顔の下くらいに軽く投げ、石が空中に浮いている瞬間を撮影して!と、自分なりのこだわりを伝えてくれることもあります。驚くことに、写真のためなら苦手な帽子や手袋も、少しは我慢できるようです。
撮影のために頑張って?いますが、普段は寒いのも苦手です……
撮影のために頑張って?いますが、普段は寒いのも苦手です……
Upload By かし りりあ
カメラ目線が難しいわが子の写真をどう撮るか。特性に合わせた工夫を一つ加えることで、家族の思い出がまた一つ増えるかもしれません。この記事が、同じ悩みを持つ方の参考になれば幸いです。

執筆/かしりりあ

専門家コメント 初川久美子先生(臨床心理士・公認心理師/東京都公立学校スクールカウンセラー/発達研修ユニットみつばち)

写真撮影に関するコラムをありがとうございます。お子さん3人がカメラ目線を送っている写真を撮る。育ち盛りで、注意や逸れやすく、また特性もあると確かに難しそうです。りりあさんの試行錯誤の中で、配信者風の行動を見つけたことから、インカメラでの撮影が向いていると気づかれたとのこと。なるほど。確かに自分の顔を見ながら撮影したほうが「コミットしている感」が上がって楽しいかもしれませんね。自分なりの決め顔で(しかもそれを確認しながら)撮れる良さもあります。加工アプリの使用や、その後演出に凝ってみるなど、「撮影って面白い」に気づいた子の成長はすさまじいですね。

ところで、動画配信者さんという存在の持つ影響は大きいなと感じます。配信者さんのように好きなものについて話す、ゲームなど遊びを実況する。単にスピーチしてと言っても渋る子が多い中で、配信者ごっこだとなぜかできてしまう。昨今の配信者さんブーム、あこがれの職業に配信者が入るような時代、配信者さんの言動から成長促進的な関わりが見つけられたらいいなと個人的には思っています。(監修:臨床心理士・公認心理師/東京都公立学校スクールカウンセラー/発達研修ユニットみつばち 初川久美子先生)
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https://h-navi.jp/column/article/35030919
(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。

※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。

ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
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