児童発達支援事業所
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小学一年生の「甘え」はどう乗り越える?

教室の毎日
こんばんは。



4月から利用が始まったSくん(小学1年生)。初日こそ緊張と不安から大泣きしてしまいましたが、それ以来、大きな気持ちの変化は無く落ち着いて過ごすことができています。



それどころか年上のお友達と対等に渡り合い、じゃれ合い遊びをはじめ活動の時間も最前列で取り組む姿が多く見受けられています。



一見、何の問題もなさそうなSくん。食事や排泄はもちろん、手洗いや服の着脱、靴の脱ぎ履きなど身の回りのことはほぼ一人でこなせます。しかし、一週間もすると少しずつ課題が見えてきました。



それは「甘え」です。



身辺自立は進んでいるものの、疲れている時やその時の気分次第で、本来自分でできるはずのことができない。いや、できないのではなく「やろうとしない」が正しいかな。



例えば学校にお迎えに行って送迎車から降ろす際に荷物を持とうとせず、職員が持ってくれるまで待つといった行為。職員がそれに従わないとかんしゃくを起こすことがあります。



また、帰り仕度の際に靴を履かせてもらうよう職員に訴え、履かせてもらえないと怒ることもあります。



自分でできるはずのことをやろうとしないのはただの甘え。小学校一年生だから新生活に慣れず疲れているのは十分分かるのですが、だからこそ最初が肝心。



Sくんの課題は自身の「甘え」をまずは乗り越えることかなと。



どうしたら乗り越えられるのか?



やり方はとってもシンプルです。それは「スモールステップ」と「褒めること」。Sくんがクリアできるレベルまでハードルを下げ、そのハードルに対して少しでも前向きに取り組んだら誉めちぎります。ハードルを越えた日にゃそれはもう胴上げです(о´∀`о)



例えば荷物を持とうとしない時は、「今日は水筒だけでいいよ」と言って水筒だけ持てたら褒めちぎる、次の日は帽子だけ被ったら褒めちぎる、その次の日は手提げ鞄を持てたら褒めちぎる、こんな具合です。





こうした小さな成功体験を積み重ねながら、気づいたら何も言われなくても自分のことは自分でできるようになっていればいいなと。Sくんならできると信じています(о´∀`о)

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