・「けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる」
・「とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる」
・「不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる」
という言葉から始まる詩があります。
・ご存じの方はいらっしゃるかと思います。
・これは、子育てに関する多くの言葉がつまった詩です。
・この詩を書いたのは、アメリカ・ロサンゼルス出身のドロシー・ロー・ノルト博士で、彼女は40年以上にわたって『家族について』の講習や親子関係の研究を続けていました。
・彼女は、この詩についてこう語っていたのだそうです。
「子どもは親を手本にして育ちます。毎日の生活での親の姿こそが、子どもに最も影響力を持つのです。そのことを、詩『子は親の鏡』で表現したかったのです。」
・良いことも悪いことも、子どもは、身近にいる一番の見本である『親』を見て学習します。
・そのため、親は、自らの行動が子どもの『鏡」となっていることに気づくべきなのでしょう。
・僕は自分自身の子育てを振り返り、後悔と反省ばかりです。自分の姿を子どもはどのように見ていたかと思うと、ハッとし、申し訳ない気持ちになります。
★そして、この詩は、家庭の親だけではなく、
子どもにとって、第2の家庭とも言える児童デイサービスの職員に向けての言葉のようにも、僕は感じています。
・自分の家族以外の仲間(お友達)と一緒に過ごすもう一つの家庭「こぱんはうすさくら」では、スタッフ職員が親代わりであり、兄や姉代わりです。
・良きにつけ悪しきにつけ、子どもたちは、スタッフ職員の影響を受けて育ちます。
※子どもたちの姿や行動が、私たちの行動や心を映し出している鏡であるということを常に意識し、謙虚に反省し、関わり方を考えて行くべきだと思っています。
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【「子は親の鏡」という詩】
教室の毎日
24/03/04 07:32