こんにちは、ポラリスひろばNEXTです。
先日お知らせしたVRについて、実際に療育を開始いたしました!
VRを取り入れた目的は、VRゴーグルを使った仮想現実の中で様々な場面を体験することによって、実際にトラブルに直面したときに対応できる力、ソーシャルスキルを養うことです。
ポラリスひろばNEXTでは、これまでも日々の療育の中で、わかりやすい絵を用いたり、職員が実際にその場面を演じたりなどして、少しでも子どもたちがスキルを身に付けられるように療育を行ってきました。
これまでの方法とVRとの違いは、「子どもたちが実際に体験できるかどうか」ということ。傍観者として眺めることから、自分自身が体験することへクラスチェンジできるのです。
さて、そのVR、6月26日(金)からはじめました!
体験する子どもたちは、全員はじめてのVRで、ワクワクが止まらない様子。目的のSSTのVRを体験する前に、まずはVR自体に慣れてもらうために、とってもかわいいペンギンの映像を見てもらいました。
「うわー!すごい近くにいるー!」
「かわいいーー!!」
「触っちゃいそう!」
VRの臨場感に、歓声を上げながら盛り上がる子どもたち。
本当にその場にペンギンがいるかのように見えるので、大興奮です。
VRの見え方が分かったところで、授業は本題のSSTへと進みます。
今回のSSTの主題は、「異性にお礼を言う時の距離感」。
近すぎても、遠すぎても、うまく感謝の気持ちは伝えられません。
VRで体験する前に、まずはいつものようにプロジェクターの画面で、その場面を模した画像でのSSTを行ってみます。
結果は、ほどほどの距離を選んだ子、とても近い位置を選んだ子に分かれました。
ここで、いよいよVRでの体験で実際どのような距離感なのかを試します。
再びゴーグルをつけて、VRの世界へダイブ!
さて、子どもたちの目の前には、教室が広がっています。
お礼を言いたい相手の子は、4mほど離れた場所にいるのですが、さて、どのくらいの距離からお礼を伝えればいいでしょう?
実は、この場面で画面上に選択肢が現れます。
お礼を言う場所が画面に示され、子どもたちは自分がココ!と思った場所を選択して、続きの映像が流れます。
つまり、自分で選んだその結果どうなるか、までを個別に体験できてしまうんです。
その結果、丁度良い距離を選んだ子はたくさんお話もできて満足でしたが、とても近い距離を選んだ子は、相手を驚かせてしまいました。
この結末に、「ちょっと距離を取った方がいいと、よくわかりました。次からはもう少し距離を取ってみます。」と気づきを得た子どもたち。
その後は、職員が相手役を務め、適切な距離と言葉を意識しながら、実際にお礼を言う練習もバッチリ行って、VR体験の盛りだくさんな授業を終えています。
今後は、様々な場面で距離感について意識して行動できそうですね!
ポラリスひろばNEXTでは、1週間に1回VR体験のカリキュラムを行っております。
NEXT以外の教室でもVRを活用した行事を考えておりますので、興味のある方はご連絡ください。
ポラリスひろばNEXTでは、ご連絡をいただければいつでも見学や体験授業が可能です。個別面談も受け付けておりますので、ご興味がございましたらいつでも電話や下記のメールアドレスに、お気軽にご連絡ください。
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20/07/13 10:33