絵本・粘土遊び・制作・ゲーム遊びを通して、ことば・まね・やりとりを育てます
保護者の皆さまへ
5 月は、子どもたちに親しみやすい絵本を1週間ごとに取り上げ、絵本の世界を粘土遊び・制作・ゲーム
遊びへ広げていきます。
このプログラムでは、「最後まで上手に読むこと」や「作品をきれいに完成させること」だけを目的には
していません。子どもが安心して参加し、見たり、指さしたり、まねをしたり、選んだり、少し待ったり
する経験を大切にします。
発達年齢には2歳頃から5、6歳頃まで幅があります。そのため、同じ絵本や活動を使いながら、お子さ
ん一人ひとりに合わせて求める反応を変えていきます。
大切にする考え方
活動の土台は、「楽しい」「安心している」「活動に関わっている」という状態です。私たちは、まずお
子さんが安心して絵本や素材に関われる雰囲気を作ります。
そのうえで、無理のない範囲で「見て」「さわって」「貼って」「まねして」「少し待って」などの小さ
な経験を積み重ねます。
もしお子さんが不安そうになったり、嫌がったり、集中が切れたりした場合は、無理に続けず、いったん
楽しい活動や安心できる関わりに戻します。落ち着いてから、もう少し簡単な形で再開します。
5月の絵本スケジュール
5月5日(火)〜5月11日(月) 『だるまさん』シリーズ
主なねらい:見る・笑う・まねる・身体の部位に気づく・次を楽しみに待つ
5月12日(火)〜5月18日(月) 『はらぺこあおむし』シリーズ
主なねらい:食べ物・色・数・「食べる」動作・あおむしからちょうちょへの変化
5月19日(火)〜5月25日(月) 『わたしのワンピース』
主なねらい:色・模様・服・同じ/違う・制作への参加
5月26日(火)〜6月1日(月) 『だんごむしのコロちゃん』
主なねらい:虫・自然物・丸い形・隠れる・探す・身体を使ったまね
5月5日(火)〜 5月11日(月) 『だるまさん』シリーズ
「だ・る・ま・さ・ん・が……」の繰り返しを楽しみながら、見る、笑う、まねる、身体の部位に気づく
経験を増やします。発語が少ないお子さんも参加しやすい絵本です。
粘土遊び
赤い粘土や丸めた粘土で、だるまさんを作ります。丸める、つぶす、目や口をつける、「どてっ」と倒す
など、感覚遊びとまねっこを楽しみます。
制作
丸い台紙に目・口・手などを貼り、だるまさんの顔を作ります。身体の部位に気づいたり、「目を貼る」
「口はどこ?」などの簡単なことばにふれたりします。
ゲーム遊び
「どてっ」「びろーん」「にこっ」など、絵本に出てくる動きをまねるゲームを行います。順番にポーズ
を出したり、友達のまねをしたりする経験にもつなげます。
ご家庭でできる小さな関わり
ご家庭では、「だるまさんが……」で少し間をあけて、お子さんの表情や動きを待ってみてください。
笑った、見た、少し動いた、声を出したなども大切な反応です。
5月12日(火)〜5月18日(月)『はらぺこあおむし』シリーズ
食べ物、色、数、「食べる」動作、あおむしからちょうちょへの変化を楽しみます。絵本の内容を、カー
ド遊びや制作につなげやすい週です。
粘土遊び
粘土であおむしや食べ物を作ります。丸める、つなげる、あおむしに食べ物を「ぱくぱく」させるなど、
手を使いながらことばにふれます。
制作
丸い紙をつなげてあおむしを作ったり、羽に模様をつけてちょうちょを作ったりします。色を選ぶ、貼る、
目をつけるなどの活動を行います。
ゲーム遊び
食べ物カードを探し、あおむしに食べさせるゲームを行います。発達段階に応じて、「りんごを探して」
「赤い食べ物はどれ?」「1つ入れて」などを取り入れます。
ご家庭でできる小さな関わり
ご家庭では、食事やおやつの場面で「りんごだね」「赤いね」「ぱくぱく」など、絵本と同じことばを自
然に使うとつながりやすくなります。
5月19日(火)〜 5月25日(月) 『わたしのワンピース』
色、模様、服、同じ/違う、選んで作る経験を大切にします。自分で選ぶ楽しさや、制作に参加する力を
育てやすい絵本です。
粘土遊び
ワンピース型の台紙に、粘土で作った丸・花・線などの模様を置いて楽しみます。色や形を選ぶ経験にも
つなげます。
制作
白いワンピース型の紙に、シール・折り紙・スタンプ・クレヨンで模様をつけます。好きな色や模様を選
び、自分のワンピースを作ります。
ゲーム遊び
模様探しゲームを行います。花柄、水玉、同じ色、同じ形などを探し、発達段階に応じて「同じもの探し」
や「順番にカードを引く遊び」に広げます。
ご家庭でできる小さな関わり
ご家庭では、服を着る場面で「青い服だね」「しましま」「お花の模様」など、身近な服や模様のことば
を一緒に楽しんでみてください。
5月26日(火)〜 6月1日(月) 『だんごむしのコロちゃん』
虫、葉っぱ、石、土、丸くなる、隠れる、探すなど、自然や身体を使った遊びにつなげます。探索する楽
しさを大切にします。
粘土遊び
黒・灰色・茶色などの粘土でだんごむしを作ります。丸める、ころころ転がす、葉っぱの下に隠すなど、
手先とことばを結びつけます。
制作
紙皿や丸い紙を使って、だんごむしを作ります。目や足を貼り、葉っぱや土の背景を作ることで、だんご
むしがいる場所を表現します。
ゲーム遊び
だんごむし探しゲームを行います。葉っぱの下や石の下にカードや模型を隠して探します。発達段階に応
じて、順番に探す、見つけた場所を伝える、数える活動にもつなげます。
ご家庭でできる小さな関わり
ご家庭では、公園や道ばたで葉っぱ・石・虫を見つけた時に、「どこかな?」「隠れているね」「丸いね」
など、絵本と同じことばで関わるとよいです。
プログラムで育てたい力
5 月のプログラムでは、次のような力を少しずつ育てていきます。
• 絵本や人に注目する力
• ことばを聞いて、見る・指さす・選ぶ力
• まねをする力
• 好きなものを選ぶ力
• 短い時間待つ力
• 簡単な指示に応じる力
• 友達やスタッフと一緒に活動する力
• 楽しい気持ちを共有する力
保護者の皆さまへのお願い
活動の中で大切にしているのは、「できた・できない」だけではありません。お子さんが少しでも見た、
触った、選んだ、まねた、待てた、笑ったという反応を大切にしています。
ご家庭でも、絵本を完璧に読む必要はありません。お子さんが好きなページを何度も見たり、同じ言葉を
くり返したり、まねっこを楽しんだりすることが、とてもよい学びになります。
お子さんが疲れている時や気持ちが向かない時は、無理に続けなくて大丈夫です。短く楽しく終わること
も、次の参加につながります。
まとめ
5 月は、絵本を入り口にして、ことば・まね・制作・身体遊び・やりとりを広げていきます。子どもたち
が安心して楽しく参加できること-を第一にしながら、一人ひとりに合った小さな成長を積み重ねていきま
す。
保護者の皆さまへ
5 月は、子どもたちに親しみやすい絵本を1週間ごとに取り上げ、絵本の世界を粘土遊び・制作・ゲーム
遊びへ広げていきます。
このプログラムでは、「最後まで上手に読むこと」や「作品をきれいに完成させること」だけを目的には
していません。子どもが安心して参加し、見たり、指さしたり、まねをしたり、選んだり、少し待ったり
する経験を大切にします。
発達年齢には2歳頃から5、6歳頃まで幅があります。そのため、同じ絵本や活動を使いながら、お子さ
ん一人ひとりに合わせて求める反応を変えていきます。
大切にする考え方
活動の土台は、「楽しい」「安心している」「活動に関わっている」という状態です。私たちは、まずお
子さんが安心して絵本や素材に関われる雰囲気を作ります。
そのうえで、無理のない範囲で「見て」「さわって」「貼って」「まねして」「少し待って」などの小さ
な経験を積み重ねます。
もしお子さんが不安そうになったり、嫌がったり、集中が切れたりした場合は、無理に続けず、いったん
楽しい活動や安心できる関わりに戻します。落ち着いてから、もう少し簡単な形で再開します。
5月の絵本スケジュール
5月5日(火)〜5月11日(月) 『だるまさん』シリーズ
主なねらい:見る・笑う・まねる・身体の部位に気づく・次を楽しみに待つ
5月12日(火)〜5月18日(月) 『はらぺこあおむし』シリーズ
主なねらい:食べ物・色・数・「食べる」動作・あおむしからちょうちょへの変化
5月19日(火)〜5月25日(月) 『わたしのワンピース』
主なねらい:色・模様・服・同じ/違う・制作への参加
5月26日(火)〜6月1日(月) 『だんごむしのコロちゃん』
主なねらい:虫・自然物・丸い形・隠れる・探す・身体を使ったまね
5月5日(火)〜 5月11日(月) 『だるまさん』シリーズ
「だ・る・ま・さ・ん・が……」の繰り返しを楽しみながら、見る、笑う、まねる、身体の部位に気づく
経験を増やします。発語が少ないお子さんも参加しやすい絵本です。
粘土遊び
赤い粘土や丸めた粘土で、だるまさんを作ります。丸める、つぶす、目や口をつける、「どてっ」と倒す
など、感覚遊びとまねっこを楽しみます。
制作
丸い台紙に目・口・手などを貼り、だるまさんの顔を作ります。身体の部位に気づいたり、「目を貼る」
「口はどこ?」などの簡単なことばにふれたりします。
ゲーム遊び
「どてっ」「びろーん」「にこっ」など、絵本に出てくる動きをまねるゲームを行います。順番にポーズ
を出したり、友達のまねをしたりする経験にもつなげます。
ご家庭でできる小さな関わり
ご家庭では、「だるまさんが……」で少し間をあけて、お子さんの表情や動きを待ってみてください。
笑った、見た、少し動いた、声を出したなども大切な反応です。
5月12日(火)〜5月18日(月)『はらぺこあおむし』シリーズ
食べ物、色、数、「食べる」動作、あおむしからちょうちょへの変化を楽しみます。絵本の内容を、カー
ド遊びや制作につなげやすい週です。
粘土遊び
粘土であおむしや食べ物を作ります。丸める、つなげる、あおむしに食べ物を「ぱくぱく」させるなど、
手を使いながらことばにふれます。
制作
丸い紙をつなげてあおむしを作ったり、羽に模様をつけてちょうちょを作ったりします。色を選ぶ、貼る、
目をつけるなどの活動を行います。
ゲーム遊び
食べ物カードを探し、あおむしに食べさせるゲームを行います。発達段階に応じて、「りんごを探して」
「赤い食べ物はどれ?」「1つ入れて」などを取り入れます。
ご家庭でできる小さな関わり
ご家庭では、食事やおやつの場面で「りんごだね」「赤いね」「ぱくぱく」など、絵本と同じことばを自
然に使うとつながりやすくなります。
5月19日(火)〜 5月25日(月) 『わたしのワンピース』
色、模様、服、同じ/違う、選んで作る経験を大切にします。自分で選ぶ楽しさや、制作に参加する力を
育てやすい絵本です。
粘土遊び
ワンピース型の台紙に、粘土で作った丸・花・線などの模様を置いて楽しみます。色や形を選ぶ経験にも
つなげます。
制作
白いワンピース型の紙に、シール・折り紙・スタンプ・クレヨンで模様をつけます。好きな色や模様を選
び、自分のワンピースを作ります。
ゲーム遊び
模様探しゲームを行います。花柄、水玉、同じ色、同じ形などを探し、発達段階に応じて「同じもの探し」
や「順番にカードを引く遊び」に広げます。
ご家庭でできる小さな関わり
ご家庭では、服を着る場面で「青い服だね」「しましま」「お花の模様」など、身近な服や模様のことば
を一緒に楽しんでみてください。
5月26日(火)〜 6月1日(月) 『だんごむしのコロちゃん』
虫、葉っぱ、石、土、丸くなる、隠れる、探すなど、自然や身体を使った遊びにつなげます。探索する楽
しさを大切にします。
粘土遊び
黒・灰色・茶色などの粘土でだんごむしを作ります。丸める、ころころ転がす、葉っぱの下に隠すなど、
手先とことばを結びつけます。
制作
紙皿や丸い紙を使って、だんごむしを作ります。目や足を貼り、葉っぱや土の背景を作ることで、だんご
むしがいる場所を表現します。
ゲーム遊び
だんごむし探しゲームを行います。葉っぱの下や石の下にカードや模型を隠して探します。発達段階に応
じて、順番に探す、見つけた場所を伝える、数える活動にもつなげます。
ご家庭でできる小さな関わり
ご家庭では、公園や道ばたで葉っぱ・石・虫を見つけた時に、「どこかな?」「隠れているね」「丸いね」
など、絵本と同じことばで関わるとよいです。
プログラムで育てたい力
5 月のプログラムでは、次のような力を少しずつ育てていきます。
• 絵本や人に注目する力
• ことばを聞いて、見る・指さす・選ぶ力
• まねをする力
• 好きなものを選ぶ力
• 短い時間待つ力
• 簡単な指示に応じる力
• 友達やスタッフと一緒に活動する力
• 楽しい気持ちを共有する力
保護者の皆さまへのお願い
活動の中で大切にしているのは、「できた・できない」だけではありません。お子さんが少しでも見た、
触った、選んだ、まねた、待てた、笑ったという反応を大切にしています。
ご家庭でも、絵本を完璧に読む必要はありません。お子さんが好きなページを何度も見たり、同じ言葉を
くり返したり、まねっこを楽しんだりすることが、とてもよい学びになります。
お子さんが疲れている時や気持ちが向かない時は、無理に続けなくて大丈夫です。短く楽しく終わること
も、次の参加につながります。
まとめ
5 月は、絵本を入り口にして、ことば・まね・制作・身体遊び・やりとりを広げていきます。子どもたち
が安心して楽しく参加できること-を第一にしながら、一人ひとりに合った小さな成長を積み重ねていきま
す。