いつもありがとうございます!はぴねす安茂里です🍁
学校休業日の活動で、ラウンド1に行ってきました♪
「ラウンド1」と聞くと、「遊び」のイメージが強く、ただ遊ばせに行っているんじゃないの?と思われるんじゃないでしょうか(^^!
そこで、【療育的視点】から公共施設の利用についてお伝えしたいと思います!
ただ…全てを書くとめちゃくちゃ長くなってしまうから今回は、簡単に1つお伝えしますね♪
☆☆コミュニケーション能力の向上☆☆
☑会話の中には「聞く」「受け止める」「返答する」といった3つ(大きく分けて)にカテゴライズされます。
今回はぴねす安茂里では「スポッチャ」を利用しました。
全員で行動するのはなく児童数名と職員とのグループに分かれて、やりたいコーナーで取り組みました。
ここで、「俺が!俺が!」と自分だけの気持ちを通すだけではなく、一緒に周るお友達の気持ちを汲む力や1日仲良く行動するためのコミュニケーション能力が求められてきます。
職員がどこを周るかを決めてもいいのですが、今回どのように周るかは、お子さん同士が決め合いました。
【実際に出た児童の案】
「午前は「A君がやりたいの」午後は「B君が…」に分かれるチーム」
「一つずつ交代で行うチーム」
「次は何をするか一緒に決めるチーム」
↑のように様々な提案を出して周れていましたよ(^^)/♪
もちろん、話がまとまらない場合は職員も仲介として話をまとめますが、お子さんたちに案を出してもらうと予想していたこと意外な案が出たり、プラスαな案が出ることもありとても感心する部分や成長を感じました。
☆☆リアルな関わりが人間関係を構築させる近道☆☆
昨今オンライン上でのやり取りが多くなり、トラブルが起きたら、そこで、ルームから抜けてしまい話し合いや気持ちの折り合いのつけ方が分からないお子さんが多くいます。コロナ過ということも含めて関わりが激減している環境の中ではありますが、今回のように対面で話し合ったり、顔を見合わせながらやり取りをすることは相手の雰囲気を感じ取る力(一昔前ではKY(空気を読む))が育まれてきます。
特に、高学年と低学年が混ざり合うことは、高学年は、低学年のお子さんと一緒に過ごすことで、「まっいいか」「しょうがない」という気持ちを持ちつつ、全体で動くときは「気を引き締める」といったお兄さんとしての見本の姿として行動をとれるようになり、社会に出てからの円滑な人間関係の構築に繋がります。また低学年の児童は、自分がお兄さんになった時の「おにいさんってこうだよね」というモデルの想像がしやすくなるため、様々な気づきや良い関わりにつながってきます(^^)/
【その他にも「療育的なねらい」はたくさんあります】
・公共の場でのルールや暗黙の了解を感じる
・プライベートと事業所としての活動の違いから場や状況によって行動の変更力に繋げる
・自分の持ち物を意識する。慣れ親しんだ環境でなくてもご飯を食べる。・・・etc.
他にも様々な療育に繋がってくるため、課外活動も多く行っています。
【はぴ安茂里】放課後等デイサービスがラウンド1を利用すると?
教室の毎日
22/12/27 11:45