こんにちは！
SEDスクール横浜センター南です。

以前（2021.6.8）、『乱暴なのは、どうして？～固有覚について～』というテーマで、固有覚についてお伝えしました。
https://h-navi.jp/support_facility/facilities/157735/blogs/146944
（↑こちらの記事です。）

今回は、固有覚を育てるために有効な遊びを紹介したいと思います。

固有覚が鈍いお子さんの特徴として、以下のような項目が挙げられます。
・細かい動作が苦手
・力加減ができず、動作が乱暴
・何かにぶつかったり転んだりしやすい
・動きをまねるダンスなどが苦手
・姿勢が悪くだらだらして見える
・文字がうまく書けない
・常に体に力が入っている
・コツコツと机を叩いて音を出すなど、自己刺激的な行動がみられる
・落ち着きがない
など
（参考文献：川上康則 監修『発達の気になる子の体の動きしくみとトレーニング』ナツメ社 2021年より）

こういったお子さんには、
・相撲など力いっぱい押す遊び
・綱引きなど力いっぱい引く遊び
・ダンスやポーズの真似っこなど体の動きを模倣する遊び
・ボール投げ
など、
力いっぱい取り組める遊びや、体の動きをコントロールする遊びがオススメです。
順番としては、
まず100％の力を使って自分の最大の力を知る
→その次に力加減をコントロールする
という流れにすると、より効果的です◎

また、お手伝いの一環として、雑巾掛けをしてもらうのも
良いトレーニングになります。
ダイニングテーブルの下をくぐったり、椅子をよけたりしながら行うと、
体のボディイメージ（車でいう車体感覚）を育てることができます。
雑巾掛けは、体幹筋も鍛えられるので姿勢も良くなり、
床も綺麗になるので一石二鳥ですね♪

とはいえ、何事も『楽しみながら』取り組むことが大切です。
決して無理強いはせず、親子で競ったりしながら楽しく取り組めると良いですね＾＾

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